器材の追加設置作業がありましたのでご紹介したいと思います。
つい先日に連結水槽で作業した水槽に新型カルシウムリアクターCM113を設置致します。
このCM113は先週ようやく発売になったばかりの新型カルシウムリアクターです。
当初は今年の2月には発売と言われておりましたが2カ月遅れで発売が開始されました。
個人的には付属の搭載ポンプにDCポンプが採用されている点を評価しております(とてもスリムなボディもよい点です)
現在プロテインスキマーやメインポンプがDC化されて静音性が高いのにカルシウムリアクターもポンプがDCでなくACだと、ちょっと気になります。
そこでカルシウムリアクターの方がDC化されているとDCスキマーやDCメインポンプと一緒で静音化に便利です。
設置場所はプロテインスキマーの後ろに設置しました。(カルシウムメディアはリーフリアクターを使用しました)
日頃の使用頻度を考えるとプロテンスキマーのカップ掃除の方が頻度が高いのでスキマーが手前の方が便利です。
写真のろ過槽は当店のオリジナルろ過槽の横幅60cmモデルです。
そのろ過槽にはウェーブラインのDC4000ポンプとDC-6000ポンプ。そしてスキムズDCスキマーと今回の新型カルシウムリアクターを収納しております。
当店のオリジナルろ過槽は器材をたくさん収納できるように第二槽を大きくスペースを確保しているので今回の場合はメインポンプが2台ですが1台ですとスキマーとカルシウムリアクター以外にバイオペレットリアクターなども収納できるように将来性も考慮して設計されております。もちろん魚の事も考えて第一槽にはろ材を入れられるスペースを確保しているので海水飼育には万能型になります。
今回のカルシウムリアクターには炭酸ガス(通称ミドボン)とPHコントローラーを組み合わせます。
PHコントローラーは電磁弁とセットでカルシウムリアクターに接続するとカルシウムリアクター内のPHを設定した数値前後で維持してくれます。
通常海水のPHは7.8-8.2ぐらいの方が多いと思いますがカルシウムリアクターの中は中性のPH7.0より低い方がよいので炭酸ガス(二酸化炭素)をカルシウムリアクターに注入してPHを強制的に下げます。そうしますとリアクター内の小石(カルシウムメディア)からカルシウムなどが溶けだします。
PHコントローラーを付けると炭酸ガスの注入量を自動で調整してくれるので、あとはリアクターから出てくるカルシウムを含んだ排水の量を調整すればOKになります。
カルシウムリアクター用のDCポンプのコントローラーです。
搭載されているのは小さいDCポンプですがしっかりと付属のコントローラーが付属されております。
水量はMAXだと強すぎるので適度に下げます。
下げると静音性も高くなります。
調整するとDCなので当たり前ですがよくエーハイムなどのポンプがリアクター用に使用されていますが比べると明らかにこちらの方が静音性が高いです。
新型カルシウムリアクターのCM113(55800円)は在庫して販売しておりますのでご興味があればお気軽にお問い合わせ下さい。
HPへのアップはできるだけ早く致します。