オーバーフロ水槽の設置作業がありましたので、ご紹介させて頂きます。
(今月は後半の月末に水槽設置作業が集中しそうで前半はメンテナンスや器材の取り付け出張などが多い感じです)
本日の水槽はレッドシー社のリーファーのEシリーズです。
モデルは260(90cm水槽に相当)になります。
車で約30分の比較的ご近所の水槽設置作業になりました。
本日は私谷岡と当店社長の藤川の二人での作業になります。
お客様のご自宅へ到着して荷物の搬入を始めます。
ご指示された設置場所へ水槽セットを搬入します。
水槽やキャビネットなどの組み立ては事前に当店で行っております。
リーファーの配管作業は簡単ですがキャビネットの組み立てが意外に時間がかかります。
水槽設置作業は私と社長の方で作業を分担して進めます。
本日Eシリーズは通常ですと背面ろ過式なのでオーバーフロー式ではないですが今回はEシリーズ用のろ過槽をオプションで追加して背面式でなくオーバースロー式として設置作業します。
作業中にお部屋をふと見渡すと小さいメダカ水槽がたくさんありました。
海水魚は飼育するのに、いろいろ器材が必要になりますがメダカだと丈夫なのでシンプルに飼育できます。
260のEシリーズは照明が2台標準で付属されています。
標準と言ってもハイドラ26HDが2台なので最新鋭の照明です。
この照明は操作をスマホやタブレット等々で行います。
スマホなどに抵抗がない方にはおススメですがスマホ等々に抵抗がある方はあまりおススメではないです。
本日はお客様のスマホにハイドラ用のアプリをインストールして設定を行いました。
性能的には約90Wが2台なので余力がある感じです。
特徴としては簡単に言いますと照度のカラーの調整時にパワーをダウンさせたカラーのパワーを他のカラーに回せます。例えば赤色のパワーを下げて、その下げた分のパワーを青色や白色などのパワーに上限値はありますが回せます。
水槽セットの特徴になりますと、まず水槽からろ過槽への水の落下音を減音させる機能が標準で付いております。写真中央にある丸いバルブを閉めて行くと落下音がドンドン静かになります。
次は自動給水システムです。
現在主流になりつつあるセンサー式でなくフロート式ですが十分役に立ちます。
自動給水はなぜ役に立つかと申しますと蒸発による水位の低下は塩分濃度の上昇になります。
またプロテインスキマーなどは水位が低下してくると調整がおかしくなってくるので上手く仕事が出来なくなります。
更に水位が低下するとポンプなどが空気を吸い込み初めてカラ回りにもなる可能性が発生するので自動給水はあれば便利な機能です。
各器材の電源管理はコントロールボックスがあるので、とてもわかりやすいです。
見た目もカッコいいです。
クーラーもキャビネットの中へ収納します。
写真のクーラーはTK-500クーラーです。
当店の作業はここで完了になります。
作業工程的には水槽配管作業を終えて海水を循環させているところです。
この後は作業はお客様の方でされると言う事なので、これにて終了になります。
リーファーと同じくEシリーズの方も見た目にオシャレな水槽です。
ただEシリーズは追加オプションでろ過槽を付けないとオーバーフロー式でなく背面ろ過式の水槽になります。
プロテインスキマーも標準で装備されているので、ろ過槽の能力は低くはないですが、やはりオーバーフロー式の方がパワーがあります。
飼育する生体次第ですが始めは簡単な生体を飼育して徐々にステップアップする段階で背面ろ過からオーバーフローへ移行するような感じでよいかと思います。
来週は水槽設置作業の予定はありませんがメンテナンスの方で定期メンテナンスの3件以外にスポットのメンテナンスが2件ありますので、そちらのスポットメンテナンスの方をご紹介できればと思います。