こんばんは。機材担当の谷岡です。
水槽設置作業が先日ありましたのでご紹介したいと思います。
東京都になります。
今回の水槽サイズは1200×450×600と標準の1200サイズと比べて高さが15cm高いモデルです。
ご指示の場所に水槽を搬入して配管等々の設置作業等々を進めて行きます。
キャビネット内の配管を進めながら機材の設置作業も並行して行います。
濾過槽の中にはセラミックリングろ材・プロテインスキマー・バイオペレットリアクター・メインポンプ等々を収納します。
また自動給水も取り付けます。そして、ろ過槽の右側の空いたスペースに貯水タンクを設置します。
貯水タンクは写真の位置では機能しないので貯水タンクの下に台を設置してろ過槽より上の位置に来るように高さを調整します。
ある程度作業が進みましたので今度は海水を入れて行きます。
海水の方はこの水槽と入れ換わりに処分となる水槽から100L移植して残りは人工海水を入れます。
水流ポンプは今までの水槽でご使用していたコラリアをスマートウェーブに接続して使用します。
クーラーはZC-1000αを新しく設置します。
最後に以前の水槽から照明を移設します。(ライブロックは後日追加されるとの事です)
そして水槽設置完了です。
キャビネットは光沢のあるブラックカラーです。かっこいいです!
材質は木製キャビネットにメラミン板を化粧板としていますので耐久性と耐水性が抜群です。
照明はLEDとメタハラが各一台づつ合計2台設置します。
照明に関して個人的にはLEDとメタハラは考えれば考える程に甲乙つけがたい存在です。
最近のLEDのフルスペクトルモデルなどは波長のカバー範囲がとても広いので対応できるサンゴの守備範囲がとても広いです。
ただミドリイシ飼育を考えると特定の波長を強く出せるメタハラの優位性も魅力です。
サンゴをメインにした水槽の場合は予算があれば照明にはコストをかけたいところです。
水槽の照明は「どのメーカーのどのモデルが一番」と言うよりは今飼育しているサンゴもしくは将来飼育するサンゴを目安に照明を選択するのがよいかと思います。
最後に玄関に魚の絵で著名なラッセンの絵が飾られておりました。
思わず絵のチョウハンやフレームエンゼルに魅入ってしました。
ラッセンの絵は私が20歳ぐらいの頃から写真やネットなどで時々見かける事があり魚をモチーフとした絵が多くていいな~と思っていたので額に飾られた本物を間近で見られて幸せな気分になりました。
今回水槽をご購入されたお客様の魚に対する情熱をヒシヒシと感じました。
また水槽設置の作業がありましたらご紹介したいと思います。