こんにちは、今日も黄金メダカやキラ星、体内光など入荷しています。
商品アップは水曜にいたしますので、よろしくお願いします。
さて、当店もバイトや研修生など若いスタッフが増えて活気が出てきました。
海水魚の他にメダカについても覚えて欲しいのですが、
現在、あまりに多い種類になった改良メダカ。
どれがどれだか、値段の差はなんなのか?
そんな彼らに少しずつ話したいことを、ブログにしました。
メダカにご興味のある方は、是非、お付き合いください。
一番に楊貴妃メダカとその仲間のお話です。
改良メダカでもっとも名前の有名な楊貴妃は 2004年に名前がつきました。
黄金系のメダカから色目の違うメダカを見つけられた大場幸雄氏が交配を進めて
今でも多くの人に支持される楊貴妃メダカができました。
さらに赤みの強い個体種を作ろうと、多くのブリーダーが交配を進めて、
楊30、紅帝など美しい楊貴妃が誕生しています。
楊貴妃誕生後、すごいスピードで改良が進みます。
尾びれと背びれが大きく、背中が白く光るヒカリ体型のメダカの誕生です。
横見が華やかな 楊貴妃ヒカリ体型は東天光と名付けられました。
体の短い丸い体型で生まれるメダカをダルマ体型と区別します。
普通体型からもうまれますが、ダルマ同士では受精率が悪く、大量に繁殖が難しいメダカです。
楊貴妃ダルマ(初恋)、愛らしい体型で大変人気があります。
さらに、ヒカリ体型のダルマもできました。
体高のある上にヒレが大きいので、存在感のあるメダカです。
楊貴妃ヒカリダルマ(朱天皇)
体型が良く、尾びれのバランスの良いものは高額です。
そして、透明鱗の楊貴妃です(画像下)
エラが赤く透けることで とても可愛らしく、
改良の過程は一通りではないところが面白いのですが、
発表後、その人気はすぐに広まったそうです。
すぐに、透明鱗ヒカリのダルマ体型も誕生します。
さらに改良は進み、楊貴妃透明鱗ヒカリの誕生です。
当初はペアで購入するにはあまりに高額で、
東天光と楊貴妃透明鱗で繁殖を試みたことがあります。
両エラが赤く透けた、背曲がりの無い良いものは少しで、
大量に生まれたのは楊貴妃透明鱗でした。
先ほどのエラの赤い透明鱗の他に、
お腹が黒く透けて 真っ黒な目が可愛いメダカがいます。
楊貴妃パンダと呼ばれます。
画像はありませんが、楊貴妃パンダダルマも もちろんできています。
先ほどの画像の上のメダカは 目が飛び出た楊貴妃出目メダカです。
そして、楊貴妃アルビノです。
目は赤くなり、楊貴妃より薄い色合いです。
最近ではヒレ先が糸状に伸びるスワロー楊貴妃なども手軽な価格で販売できるようになりました。
どの種類も、発表されたときは感動のメダカです。
たくさんの方が繁殖したことで 安価になったメダカもありますが。
新種のメダカは卵なども高額で売買されることで、
我先にペアを購入し繁殖させるブリーダーもいます。
見たことのないメダカを作出しようと頑張る方、
気に入ったメダカを楽しく増やしたい方、
楽しみ方は色々で良いと思います。
現在600種類とも言われる改良種ですが、
色合いで分けられた数種類に、体型、目の特徴などかけ合わせたことで
いろいろな表現のメダカが出来ています。
作出者が自由に名前をつけていることで、わかりにくなっている種類もありますが
そこはあまり気にしないで、いいなあ、好きだなと思うメダカを楽しく飼育していただきたいです。
参考資料 ピーシーズ 楊貴妃メダカ ¥762