こんばんは、川崎です。

さて、いつも当店の通販をご利用いただきましてありがとうございます。

生麦海水魚センターでは日本全国に生体を発送しております。

梱包後の写真は度々ご紹介しておりますが今回は当店の発送作業の様子をご紹介したいと思います。

お客様からのご注文が入ると通販業務担当の坂口さんが生体の在庫確認、状態確認を行います。

状態が良く、発送可能であれば発送可能というご連絡をさせていただき

在庫切れや発送不可能な状態であれば発送不可、もしくは入荷後のご連絡や状態が安定してからの発送など

その時々に応じたご提案をさせていただいております。

その後発送伝票などを作製し、午後から発送の梱包作業が始まります。

伝票を見ながら状態の良い生体を選んでいきます。

こちらはフラグミドリイシを羽根さんと坂口さんで選んでいる様子。

どの個体が良いか通販業務担当から生体管理統括者へ相談。

ここで坂口さんが良いと思っている場合でも羽根さんがしっかりチェックをし、別の個体にする場合もあります。

2人でしっかりと生体を見ることで良い個体をお客様にお届けしております。

生体が決まればパッキング作業。

生体のサイズ、生体の数、生体の特徴に合わせてパッキングする袋の大きさを決めます。

発送の場合は店頭でお渡しする袋より１まわり、もしくは2まわり大きな袋で発送しております。

極力海水の量を多くし、水質の悪化を防ぐためです。酸素の量ももちろん多めにします。

また酸素の量は全て多くするわけではなく、サンゴ類や空気に触れない方がよい生体などは

酸素の量を減らします。その分パッキングに使用する海水に酸素を溶かし溶存酸素量を増やします。

イソギンチャクやカエルアンコウ類は体にエアーが入ると良くないためこの方法でパッキングします。

パッキングする際も状態を見ながらパッキングします。

パッキングが終わると梱包作業に入ります。

受注伝票を見ながら1つずつ確認して箱に入れていきます。

この時も魚の泳ぎ、状態をチェック。

サンゴであれば欠損や袋の中でひっくり返っていないかをチェックします。

当店の発送は発泡スチロールに新聞紙、ビニール袋というような形になります。

生体をパッキングしている袋は最低でも2重、ヤッコやサンゴなどの種類によっては3重、4重の場合もあります。

しかしそれでも袋が破けて水漏れをする場合を考え、大きな袋に生体をパッキングした袋を入れます。

そして万が一水が漏れてもこの大きな袋の外には水が漏れないようにします。

また生体の袋だけですと隙間が出来、袋が倒れたり動いてしまうため

緩衝材として新聞を詰める場合もあります。

こうすることで生体への負担をできる限り軽減します。

またライブロックやサンゴ類などでは動くことによって割れてしまうこともあるため

その防止にもなります。

そして夏でしたら保冷剤、冬でしたらカイロを入れます。

もちろん夏だから保冷剤、冬だからカイロというわけではなく、その日その日の気温に応じて

保冷剤やカイロの個数などを調整しております。

横浜が30℃あっても北海道は10℃となれば入れるものも変わってきます。

発送先の天気と横浜の天気を見比べて対応させていただいております。

そして保冷剤なども入れ終われば最後は伝票を確認、

お届け先、配達日、配達時間などなど

必要情報をもう一度確認します。

当店では1日に多くの発送があるため伝票の確認を徹底しております。

確認後しっかりとテープでとめていきます。

伝票を張り最後に生体を運ぶ上で運送会社様に気をつけていただきたい事を

箱の一番上に記載させていただいております。

通常の配達であれば【至急配達希望】

センター止めであれば【室内保管お願いします。】

割れ物類であれば【大切に運んでください。】

などなど。ここに書くか書かないかでやはり運送会社様の扱いも違うようです。

こうした過程を経て1件の発送・梱包作業が終わります。

生体ということもあり在庫があるから発送ができるというわけではなく、

状態が悪ければその都度お客様に電話連絡、

もしくはメールにてご連絡させていただいております。

生麦海水魚センターを選んでいただき、ご注文をいただきました以上

当店から最高の状態の生体を発送させていただけたらと思っております。

その為には選んでいただいた生体とは別個体への変更などもご提案させていただく場合もあります。

お客様のお時間をいただいてしまい申し訳ありませんが何卒ご理解の程お願いいたします。

店頭にご来店のお客様も多いなか発送作業は1件1件スタッフ一丸となって発送させていただいております。

店頭にご来店になれないお客様に『通販で注文してよかった。』と言っていただけるようこれからも

精進してまいりますので是非今後も生麦海水魚センターの通販をよろしくお願いいたします。

以上！生麦海水魚センターの発送作業のご紹介でした。

店頭にご来店いただいているお客様でしたら一度は見たことのある風景かもしれませんが

遠方よりご注文いただいているお客様の中には気になっている方もいらっしゃったのではないでしょうか。

また今まで通販は頼んだ事ないけどこんな感じなら頼んでみようかな？と思っていただける方がいましたら

是非一度ご注文ください。生麦海水魚センターでは自信をもって状態の良い生体を発送させていただきます　。

では今後も良質個体を商品アップしていきますのでブログのチェックはもちろんですが

通販ページもお見逃しなく。

では失礼します。