オーバーフロー水槽の設置作業がありましたのでご紹介させて頂きます。
設置場所は東京都になります。
水槽サイズは900×450×600になります。
本日の水槽設置は新築のご自宅への水槽設置になります。
壁に穴をあけておいて水槽を設置するいわゆる埋め込み式と言われるタイプに分類される水槽設置作業になります。
今年の7月から図面を見ながらお客様や設計士さんと話を進めて先日完成しました新築のご自宅へ納品させて頂きました。
今回の埋め込み式は水槽の背面にバックヤードルームがありますがあえて正面からもメンテナンスができるように正面側の下部に扉を付けております。
ろ過槽は2槽式の濾過槽です。
ろ過方式はセラミックリングろ材とプロテインスキマーの組み合わせになります。
またろ過槽を海水仕様にして塩ダレ対策にろ過槽の上部にガードを追加しております。
減音対策にシャワーパイプやウールボックスの下部にストレーナーを差し込めるようにもしております。
プロテインスキマーはLSS社のインスパイアスキマーになります。
DCポンプを搭載しておりますので静音性が優秀です。
また付属のコントローラーでパワー調整ができるのが便利です。
写真にある【3】の数字はプロテインスキマーのパワーの表示になります。
殺菌灯はターボツイスト。メインポンプは三相のPMDポンプになります。
照明は高出力LEDです。
ワイヤーで吊るして使用します。
また正面からでもメンテナンスできるように水槽上部は開閉式にします。
今回は新築で設計段階からご相談頂けましたので排水口をキャビネットのすぐ横に作ってもらいました。
水換え時に水槽の水をバルブをひねるだけで直接抜けまます。非常に便利です。
また水換え時に水槽の水位が上がると自動で排水されるようにも変更できますので水槽の水を抜かなくても新しい海水を入れるだけでも水換えが可能です。
水槽の背面側のバックヤード部屋になります。
海水飼育に必需品のクーラーを設置しております。
5月~10月ぐらいまで活躍します。
また水槽の背面が壁ではないのでバックスクリーンの差し替えもできるのも便利なところです。
水流ポンプにはレッドシーの新型のZXポンプを使用します。
多彩なモードがありランダムな水流を作ります。
埋め込み式設置完了です。
う~ん埋め込み式はいつ見ても、いい美観です!
埋め込み式の最大の魅力は水族館のような美観の水槽にできる点になります。
写真を見てもらうとわかりますがビジュアルに水槽のフチの部分や砂の厚みの部分や水面の部分が全く視野に入ってこない水中の中をダイレクトに切り取ったような美観にできるところが最大の魅力です。
他に給排水設備や電機の容量など初めから意識して設備をしておけば、あとからリフォームするよりかなり安くつきます。
新築で埋め込み水槽をお考えの方がいらっしゃいましたら初期設備をしっかりしておけば、のちのち、とても便利になりますのでお気軽に当店へご相談下さい。