こんばんは、川崎です。
さて、1月はオーバーフロー水槽設置のご依頼を多く頂きましたが
先日生麦オリジナルハイクオリティ水槽の設置がありましたのでご紹介します。
今回設置させていただいたのは生麦オリジナル
塩ダレ防止のハイクオリティ水槽。
水槽サイズは1200×600×600mm
水槽が塩ダレ防止加工になっているため側面、背面部のガラスは高さ700mmとなっております。
また今回の水槽はミドリイシを飼育する水槽にするということで
ミドリイシ水槽に最適な水流を作り出すためにコーナー加工を左右に施し
両側から水の吐き出しを行えるようにしました。
詳しくは後ほどご紹介させていただきます。
まずは搬入作業ですが今回設置させて頂くお部屋がマンションの9階ということで
社長・羽根さん・長男・私の男4人での搬入になりました。
流石に1200×600×600mmの水槽はガラス厚も12mmとなっておりかなり重いのです。
そして搬入が終われば配管作業に入ります。
今回は社長が配管を行いました。
お客様のご要望を聞きながら使いやすさを重視した配管をします。
長年の経験、知識が生麦海水魚センターにはあります。
社長の配管にお客様も大満足のご様子でした。
マグネットポンプには前と後ろを開けたカバーを。
この上に給水用の貯水タンクを設置します。
キャビネット内をフルに活用します。
そして今回初設置となった海藻リアクター
これも後ほどご紹介。
そして500ℓにもなる水槽に約200ℓの海洋深層水、300ℓのレッドシーソルトを使用したDIウォーターを使用。
このサイズは水張りも一苦労です。
ではここからは写真たっぷりで完成した水槽をご紹介します。
塩ダレ防止もバッチリ
ガラス厚も12mmとなっております。
大きな水槽ですのでワームプロテクトも施工
シリコンが守られ長く使える水槽になります。
横、背面に塩が飛ぶ心配もないですね。
こだわったコーナー加工
両サイドからの吹き出しでサンゴ水槽に必要な水流を作り出します。
コーナー部分のスペースも無駄なく使用。
粗めのライブサンドを敷き、水の落ち口にネットをかければここでジョーフィッシュなどが飼育できます。
左右のコーナーの中で何を飼育するかはお楽しみに。
キャビネット内はかなり広々。
ろ過槽も使用する機材に合わせてサイズを決めて作成しました。
プロテインスキマーは今流行りのDCタイプではなく
実績重視のACタイプ。ゼンスイから販売されているクワンタム220をセレクト
きめ細かい泡が汚れをしっかり取り出します。
そして一際輝くのは今回初設置となった海藻リアクター
ダイヤル調整式でLEDの明るさも調整できます。
これがかなりメカメカしていて面白い!
中にいれた海藻も透けて見えます。
これで海藻の育成がどんな感じかもわかりますね。
ちなみにリアクター内はこんな感じで3層になっております。
海藻の成長が楽しみですね。
とにかくメカメカしていて面白いです!
しかもかなり明るいのでキャビネット内で何か作業するのも楽々。
先ほどご紹介した貯水タンク。
約20ℓほど入るように設計しております。
台の下にポンプが2台収納されております。
今回のろ過槽ですが貯水タンクの台をキャビネット内に入れたり出したりする関係上
塩ダレ防止部分を約2cm低く設計。
それに合わせウールボックスの爪の部分を2cm高くしております。
塩ダレ防止のろ過槽でキャビネット内も常に綺麗に保てます。
クーラーはTK2000をセレクト
中にヒーターが入っており、冷却、加温どちらも可能です。
キャビネットの蝶番も設置前に錆止めスプレーを施しております。
いかがでしょう?
今回はオリジナル部分をたっぷりご覧いただけたかと思います。
生麦海水魚センターではオリジナル水槽の作成も常時承っております。
こんな水槽にしたい、あんな水槽がいいなどなど
お客様のご意見を尊重させていただきながらも使っていく上で使いやすい水槽をご提案させていただいております。
長年の経験、知識があるからこそ出来る水槽をご提案させていただきます。
水槽をとても気に入っていただきお客様も写真を撮影しまくりでした。
奥様も水槽に興味津々。
ご家族皆様で海水魚を楽しんで頂きたいですね。
今回の水槽は昨年10月頃から構想し、先日の設置に至りました。
パッと作り上げることも可能ですがやはりお客様と一緒に考え
ご満足いただける水槽を作るために何度も打ち合わせをした甲斐がありました。
以上!
生麦オリジナルハイクオリティ水槽の設置でした!
こちらの水槽の様子は時々ご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
また現在オーバーフロー水槽をご検討中の方は是非生麦海水魚センターにご相談ください。
オーバーフロー水槽無料見積もりもございますのでまずはそちらをお試しください。
では失礼します。