器材担当の谷岡です。
オーバーフロー水槽の設置作業がありましたのでご紹介させて頂きます。
水槽はペニンシュラ650DXになります。
設置場所は神奈川県横浜市になります。
今回の設置作業は新築のご自宅へでの作業になります。
水槽がかなりの重量になりますので社用車を新築工事中の敷地内へ入れさせてもらいました。
水槽の搬入はリビングへ玄関からでなく駐車場から直接搬入します。
重量はおそらく150キロ以上はあると思います。
5人がかりで予定の場所へ無事搬入できました
水槽は正面と背面と側面の3面から見る事ができる位置なのでペニンシュラ水槽として最高の位置取りです。
またお部屋の方がドラマにでてきそうな、とてもおしゃれなリビングでした。
ペニンシュラ650DXはガラス水槽で横幅が160cmになります。
このペニンシュラ水槽は最近人気のあるリーファ水槽の仲間になります。
ただ注文をして頂いてから納品までに通常3ヶ月ほどかかりますので納期まで時間がかかります。
時間がかかる理由はレッドシーの水槽は輸入になりますので国内生産なら大型水槽でも1ヶ月ぐらいあれば生産できますが海外で生産されてから船便で日本にやって来ます。
水槽の搬入が終わりましたら配管作業をサクサクと進めていきます。
器材を収納する前のろ過槽になります。
器材を収納したろ過槽になります。
ろ過槽は上記のようになります。
大型プロテインスキマー・バイオペレットリアクター・ハイパワーDCポンプ2台をろ過槽に収納します。
プロテインスキマーもバイオペレットリアクターもDCポンプを搭載しているモデルなのでメインポンプを含めてすべてDC系になります。
DCポンプはここ3-4年で急速に普及しています。
静音性や省エネが通常のACポンプより優れている点が人気の理由です。特にポンプが大型になるほどACポンプと音の大きさに静音性が発揮されます。
DCポンプは普及し始めた当初は壊れやすいなどとよく言われましたが水槽設置で100台以上のDCポンプを設置して感じた事はメーカーによっては確かに故障が多い機種もありましたが、きちんと機種さえ選べば通常のACポンプと差はほとんどないと思います。
クーラーはキャビネットの右側の部屋へ収納します。
また各種器材のコントローラーや排水口に蛇口なとも収納しております。
コンセントの差し込みとプロテインスキマーとバイオペレッリアクターのコントローラーをセットしました。
白い色のコントローラーはメインポンプのバリオスポンプのコントローラー2台分になります。
蛇口にはRO浄水器をすぐにつなげられるようにアダプターを装着しています。
排水口もキャビネットの底面にしこんでおりますので、お掃除の際はホースを差し込んで水槽からサイフォンをかけてドンドンホースで排水できます。大型水槽の場合は水回りが水槽に近いと、とても便利です。
蛇口や排水溝は事前にハウスメーカーさんと打ち合わせてちょうどよい位置に来るようにしております。
照明はペニンシュラのDXモデルなのでハイドラ26HDを4台装備した豪華な照明になります。
ミドリイシなどのハードコーラルをメインに飼育する予定になります。
天井からワイヤーで吊り下げます。
カッコいいですね!
水流ポンプはグラムオルカをコーナー加工にマグネットで固定します。
ジャイルやグラムオルカは特殊な横型の水流ポンプで1台でとても広範囲をカバーできるハイパワー水流ポンプになります。
水槽設置完了です。
リビングのソファーがらから見た感じです。
いい感じです。
少し上から見るとこんな感じです。
側面方向から見ると上記のようになります。
いろいろな角度から水槽を見れるので、とても贅沢な水景だと思います!
配線などもできるだけ隠していますので美観的にもシンプルでカッコイイです。
水槽の下面の部分にお客様の方でカバーをつけるようで写真はまだ作業中になります
システムキッチンから見た感じです。
テーブルにすわって見てもよい感じです。
このペニンシュラ水槽は普通に背面を壁に設置してもOKですが今回設置したように背面からも見えるような場所に設置できますと3面から水槽を見る事のでき威力を発揮します。
水槽自体が3面から見てもOKなように設計されている水槽なので美観がよいです。
弱点は注文から納品まで時間がかかる点になります。
次回は東京の方で水槽設置作業がございますので作業が終わりましたら、ご紹介させて頂きます。