機材担当の谷岡です。
オーバーフロー水槽の設置作業がありましたのでご紹介させて頂きます。
設置場所は東京になります。
今回の設置は2階のリビングになります。
水槽の方は90cm水槽と60cm水槽を設置します。
また設置方法は連結配管になります。
本日のアシスタントは白石君です。
配管の方が90cmと60cmを連結しますので90cmのキャビネット内に大型ろ過槽を収納して60cmのキャビネットの方へはクーラーを収納します。
連結配管のメリットは2つの水槽を一つのろ過槽で管理しますのでメンテナンスの際に便利です。
ショップなどのお店では当店もそうですが5台や10台の水槽を連結配管して管理しているお店が多いです。
この場合もやはりメンテナンス性がよいからです。
ただ病気などが出ると各水槽とも一蓮托生になりますので注意も必要になります。
それ以外にもスキマーやクーラーなどを各水槽につけなくても共通の物を使えますのでコスト面でも有利です。
90cm水槽のキャビネットは写真のようになります。
ろ過槽のサイズは収納できる範囲で極力大型化しております。
ろ過槽の左側はウールボックスとろ材になります。
ろ材の方は既存の水槽からの引っ越し分と新しく最近人気のバイオスフィアを収納しております。
プロテインスキマーはDCポンプ搭載型のスキマーで水量に対してパワーに余裕のあるサイズになります。
プロテインスキマーの横にはバイオペレットリアクターも設置します。
こちらは硝酸塩とリン酸塩対策になり最近導入されるか方が多いです。
ここ4・5年で急速に勢力を伸ばしてきている機材になります。
連結配管用に90cm水槽と60cm水槽のキャビネットの側面に穴を開けて配管を通して連結します。
(キャビネットの背面に一度配管を出して連結する場合もあります)
キャビネットに穴を開けるのは簡単なのですが新品の商品に加工を入れるとメーカーの補償対象外になるので、その点は注意が必要になります。
60cm水槽のキャビネットにはクーラーを収納します。
更に自動給水タンク用に小型水槽も収納します。
クーラーはゼンスイ社のZCシリーズになります。
クーラーの上部の空き空間には電源やポンプやスキマーなどのコントローラーを取り付けます。
今回はメインポンプ・スキマー・バイオペレット・水流流ポンプがDC仕様になりますのでコントローラーが全部で6台あります。
通常タイプの非DC仕様の場合と比べると静穏性がバツグンによいです。
リビングなどに設置する場合はDC系の機材がオススメになります。
水槽の配管作業が終わりましたので既存の水槽から引っ越しさせる生体を水合わせします。
今回の水槽設置作業は新規水槽の導入と同時に既存の水槽は破棄になります。
水槽設置完了です。
水槽はオルカT90とT60になります。
キャビネットは同じくオルカのエクセルキャビネットのプレミアムタイプです。
照明はハイドラ26HDを合計3台になります。
水流ポンプも水槽にそれぞれ1台設置しております。
同じシリーズの同じカラーの水槽とキャビネットなので統一感がとてもよいです。
美観がとてもよい感じです。
水槽を横から斜めに見た感じです。
キャビネットのデザイン性もあると思いますが、とてもスッキリしています。
キャビネットのカラーはホワイトカラーが人気ですがブラックカラーもカッコイイと思います。
次回は120cm水槽の設置作業がございますので作業が終了しましたら、ご紹介させて頂きます。