器材担当の谷岡です。
今回はオーバーフロー水槽をご紹介したいと思います。
近々水槽の購入もしくは買い替えをご検討されている方の参考になれば嬉しく思います。
オーバーフロー水槽と言ってもたくさん種類がありますが
その中でも当店では昨年から人気で今年もよく売れておりますリーファ水槽がございます。
このリーファ水槽の人気の理由をスタッフ視点で分析してみたいと思います。
まずはリーファをよい点を分析します。
☆サイズ
サイズは豊富に用意されております。
人気のサイズは横幅が45㎝・60㎝・90㎝・120㎝が人気です。
ご自宅の水槽を置けるスペースを考慮してサイズが選択できます。
(最大のサイズは横幅180㎝になります)
☆デザイン
奇抜な感じではなく、どちらかと言いますとシンプルな感じです。
他の水槽セットと比べて落ち着いたデザインでお洒落感もあります。
白色が人気ですが黒色もグッとしまりがある感じでかっこいいです!
☆便利機能その1(減音機能)
リーファには減音機能が配管に組み込まれている点が他の水槽と比べて人気がある理由の一つになると思います。
黒いダイヤルを回して水の落下音をできるだけ小さくなる位置で止めることで減音できます。
リビングなどに置く際はとても重宝します。
☆便利機能その2(自動給水機能)
白色のフロートが濾過槽に標準で付属されております。
フロートがあると貯水タンクから水が濾過槽に補給されますので蒸発水による海水の比重の上昇や濾過槽の水位低下防ぎます。
濾過槽の水位が低下するとポンプの空回りの危険性や一般的な濾過槽の場合ですとスキマーの水位も影響を受けやすくなります。
☆便利機能その3(貯水タンク)
写真の長方形をした容器が貯水タンクになります。
ここに淡水を入れえ置くと常に蒸発した水を自動で補給されます。
☆フランジ加工
リーファは販売開始から2回部分的なマイナーチェンジされて現在のモデルを世代で例えると3代目シリーズになります。
(初代はフランジなし・二代目はフランジ追加・三代目はキャビネットの材質アップ)
このフランジ加工は2代目のシリーズから導入されています。
全モデルではなくリーファNANO・170・250・350までが対象になっております。
フランジ加工があると蓋を乗せたりできます。地震なども軽い揺れですとフランジである程度防げます。
また現役の3代目からキャビネットの材質もパワーアップして耐久性がアップしております。
上記のようにリーファのよい点をまとめますと↓のようになります。
☆美観がよい!おしゃれ感がある。
(リビングに置く場合や奥様に水槽を相談する際に見た目がよいのはメリットが多いです)
☆サイズが豊富にある。
☆減音機能や自動給水機能やフランジ加工など機能が標準で付いているので付加価値が高い。
☆キャビネットが安価な材質でなく耐久性がよいです。
☆付属の配管キットはかなり簡単に取り付けられます。
次に、よい点だけでなく弱点なども見ていきたいと思います。
リーファ水槽の得意の飼育環境はプロテインスキマーメインとするサンゴを中心とした環境が得意です。
その理由は濾過槽の構造になります。
リーファの濾過槽はプロテインスキマーを最優先に考慮されている作りになっています。
もちろん魚も飼育できますが活魚水槽のようにたくさんの魚を泳がすような環境は苦手です。
理由はろ材を専用に収納するエリアがない点です。
リーファでろ材を収納する場合はろ材をネットに入れて濾過槽に入れます。
リーファ水槽を相当な台数を設置して来ましたがプロテインスキマーとろ材をネットに入れて収納する方式で今のところ、ろ過能力が不足してどうにもならないといった現象は一度もお客様から頂いたことはないので、よほど魚に特化しなければ問題はなさそうです。
また濾過槽にウールBOXと呼ばれるウールマットを専用に収納するスペースがなく靴下のようなフィルターをウールマットの代わりに物理ろ過として使います。
メンテナンス性は悪くはないですが魚がたくさんいる水槽ではウールマットの方が使いやすいな~と思います。
白い部分がリーファのフィルターの部分です。
パコっと取り外して水道などで汚れを洗い流して再度セットします。
上記がスタッフ視点によるリーファ水槽のよい点と弱点になります。
人気がある水槽はやはり、それなりの理由はあります。
弱点もありますが魚をメインにガンガン飼育する環境でなければ現役の水槽セットシリーズ中ではリーファ水槽シリーズがあたま1つリードしています。
そう言えば、もう一つ弱点がありました。
他の水槽セットと比べて便利な機能が多い分コストが少し高めになっております(汗)
ちなみにレッドシーはイスラエルのメーカーで全世界で水槽等々を販売しているアクアリウムメーカーです。
日本の支社はレッドシージャパンになります。
下の動画はレッドシーの水槽工場になります。
でっかい工場です。
また機会があればオーバーフロー水槽の紹介をさせて頂ければと思います。