器材担当の谷岡です。
リーファ水槽をお持ちの方で水槽の水の落下音が気になると時々お問い合わせを時々頂きますので今回は調整方法をご紹介させて頂きたいと思います。
リーファ水槽には最初から配管に減音対策にダイヤルのようなバルブが組み込まれております。
このダイヤルを左右に回すことによりリーファの水槽の水の落下音を調整する事が可能になります。
上記の表1はリーファ水槽を持っている方にしかわからないと思いますがリーファ水槽はコーナー加工になっております。そのコーナー加工の内側に黒色の配管パイプが3本水槽からキャビネット側につながります。
そして通常は一番右側の配管パイプから濾過槽へ水が流れていきます。
一番右の菅は細い管の上部に太い管が刺さるような形でセットされます。
注意点はこの太い管の上からでなく底から水が赤い矢印のように流れています。
次に調整方法になるのですがキャビネットの内側にある黒色のダイヤルを回しますと水槽の水位は上下しませんがコーナーボックス内の水位が上下します。
そして、この上下は表2の上限と下限の間で調整します。
調整する際に水の落下音が大きくなったり小さくなったりします。
そこで上限と下限の間で更に水の落下音が一番小さいポイントを探し出します。
ダイヤルを調整する際に気を付けるポイントがあります。
それは一番右の菅ではなく中央の菅に水が落ちないように調整します。
表2の上限水位を超えますと中央の菅より緑の矢印のように水が濾過槽へ落下します。
この中央の菅は非常用の緊急用のパイプになります。
調整用のダイヤルをドンドン回して絞りすぎるとコーナー加工の水位が上昇して最悪の場合は水槽の外側へ水がこぼれだします。
ただポンプのパワーが異常に強い場合でない限りは、この緊急パイプから水を濾過槽へ落とす事で水槽から水が溢れだす事はほぼないですが念には念を入れて緊急用のパイプには通常は水を落とさないようにして表2の上限と下限の間で調整してもらう方法がおすすめになります。
☆減音ダイヤルの回す際の調整のコツ!
減音用のダイヤルを回しますとコーナー加工の中の水位が上下します。
その水位が上下する際は時間差が発生して水位が安定するまで20秒~30秒ほど時間がかかります。
また水位が安定するまでの20~30秒間は一時的に水の落下音が静かになる場合もありますが安定後にまたうるさくなる事が多いのでやり方としてはダイヤルを少し回しては20~30秒待って水位が安定した時の水の落下音を確認して。またダイヤルを回して水位が安定するまで20~30秒待って水の落下音を確認していきます。
そして表2の上限と下限の範囲内で一番水の落下音の静かなポイントに調整します。
また気になる点などがあればお店の方へお気軽にお電話頂ければと思います。
週末に先日発売したDIサーバー『クラーケン』に関してメールや店頭でご質問を頂きましたので、そのご質問をご紹介させて頂きたいと思います。