器材担当の谷岡です。
昨日アップしたブログの続編になります。
DIサーバーの水質テスト結果をご紹介したいと思います。
昨日アップしたブログでリン酸塩のテスト結果を掲載しております。
今回はコケの3大要素などと呼ばれるリン酸・ケイ酸・硝酸塩の残りの2つのケイ酸と硝酸塩をテストをしたいと思います。
まずは水替えなどの基準になる皆さんご存知の硝酸塩からテストをしていきたいと思います。
テスト環境は生麦海水魚センターの蛇口から出る水道水とDIサーバーを通した水を比べたいと思います。
今回のテストはレッドシーの硝酸塩テスターを使って行います。
手順に従って進めます。
試薬のテストはとにかく待つ時間が長く硝酸塩も手順をした後に9分待ちます。
途中経過で、すでにハッキリと差が出てきています。
左がDIサーバーの水で右側が生麦の水道水です。
テストの結果はこの比較シートを使います。
まずはDIサーバーを通した水です。
クリアな透明な水です。数値的には0です。
水道水は色が出たのでシートと比べていきます。
私が見た感じでは2でした。
硝酸塩は地域によってはけっこう出る地域がありますので低硝酸塩水槽を目指す場合は水替えをするたびに硝酸塩が上がる事になったりしますので、ご興味があれば、ご自宅の水道水を計測してみて下さい。
次にケイ酸をテストします。
ケイ酸はセラのテストキットを使います。
以前はケイ酸のテストキットはいろいろあったのですが最近めっきり減ってしまいました。
テスト結果を比較するシートですが上限が2.0になります。
水道水にはケイ酸がたくさん含まれているので2.0では計測が厳しい感じです。
手順に従って作業を進めます。
計測する水に3種類の試薬を混ぜていきます。
写真は水道水の途中経過です。けっこう色が濃いです。
数値はかなり高そうです。
写真はDIサーバーの途中経過です。
気持ち色が出ていますので0ではない感じです。
それでは比較シートと比べていきます
水槽水は予想通りで比較シートの上限を突破しております。
おそらく5.0以上はあるかと思います。地域によっては20や30ぐらいも考えられます。
DIサーバーの水は私が見た感じでは0.25ぐらいかと思います。
水道水と数値と比べると、かなり除去しておりますがリン酸や硝酸塩のテスト結果のような0と言うわけではありませんでした。
ケイ酸は一般的には水道水から水槽内にドカドカと侵入して来ますので浄水器があれば完全とは言えませんがかなり低減できます。
以上がテスト結果になります。
水道水の基準はあくまでも生麦海水魚センターの1階にある蛇口から出る水道水でのテスト結果になります。