器材担当の谷岡です。
今回はよく質問される硝酸塩やリン酸塩の対策で便利なアイテムがありますので、ご紹介したいと思います。
ここ4・5年で急速に勢力を伸ばしてきた商品なのでベテランお客様でも知らない方もおられると思います。
商品自体はどんな仕事をするかと言いますと結果として硝酸塩とリン酸塩に関して減少させる働きをしますので便利です。
イメージ的には日々水槽内に発生する硝酸塩とリン酸塩を減らします。
この時に発生する硝酸塩やリン酸塩の量がバイオパレットリアクターのパワーより少ない場合は数値がドンドン低下して行きます。
逆に硝酸塩・リン酸塩の日々発生する量がバイオペレットリアクターのパワーより多い場合は硝酸塩・リン酸塩の数値が低下せずに逆に増加していきます。
増加する場合でも日々バイオペレットリアクターが動いているので増加のスピードはかなりゆっくりになる事がほとんどです。
実際の使ってみるとほとんどの方が硝酸塩・リン酸塩が低下しています。
バイオペレットリアクターは本体と中身の2つが必要になります。
本体の方は濾過槽に収納するタイプが人気でよく売れております。
おすすめするのは写真のBR-Ⅱシリーズになります。
本体は小型コンパクトでろ過槽の収納スペースはあまり幅を取らないので収納しやすいです。
オススメの最大のポイントは搭載ポンプがDCポンプであるところです。
リアクターの内部を循環させるポンプがDCポンプで付属のコントローラーが付きます。
バイオペレットはペレットの残量に応じてポンプのパワーを調整する必要性がありますのでポンプをコントローラーで調整できるのは非常にメリットがあります。
通常タイプのポンプでもポンプ本体の側面などにパワーを絞るダイヤルやレバー等が付いているポンプがあります。
ダイヤルやレバー等々を調整すればパワーを調整可能ですが調整する際にろ過槽に手を入れてガサガサと作業する感じになります。
その際にろ過槽の沈殿物が舞い上がり翌日水槽の魚に白い点がポツポツと出る可能性がそこそこありますので白点病対策で可能な限りろ過槽には刺激を与えたくないです。
そういう意味でもろ過槽に手を入れなくて済むコントローラーで制御できるDCポンプ付きのバイオペレットリアクターの本体がおすすめになります。
バイオペレットリアクターの中身になるバイオペレットはいろいろな種類があります。
おすすめは↓のエクストリームバイオペレットになります。
バイオペレットリアクターのペレットを色々と見てきましたがこのエクストリームがバランスがよくて使いやすいと思います。
またペレットをバイオペレットリアクターに収納して使用する際に効果が出るまで2-3週間かかります。
効果の方が現れてきたらテスターで計測してペレットの量を追加したりして調整します。
よく似た商品で硝酸塩とリン酸塩を減らす目的の液体のNO3PO4マイナスと言う商品があります。
両方とも結果的に硝酸塩とリン酸塩の減少を目標とします。
ただNO3PO4マイナスはちょくちょくと添加をする必要性がありますがバイオペレットリアクターは一度設定が安定するとポンプの出力をたまに調整するぐらいなので楽です!