器材担当の谷岡です。
オーバーフロー水槽設置作業のご紹介をさせて頂きます。
今回使用したのはリーファ350水槽になります。一般的には120cm水槽と呼ばれるサイズです。
設置場所は2階のリビングになりますので慎重に搬入作業を行います。
写真はキャビネットと水槽の搬入を終えたところです。
水槽の搬入作業が終わりましたら次に器材のセットや配管作業に取りかかります。
クーラーは室外型クーラーを壁の穴を通して接続します。
このZRW400はパワーが強力でコスパもよいのですが室内にセットすると音がすごいので室外に置く形になります。
ただ接続する際に壁に穴が開いていないと接続が難しいので打ち合わせが必須です。
今回は新築のご自宅で設計段階からご相談がありましたので穴位置もバッチリです!
配管作業が終わりましたので水を循環させて器材の調整や水漏れチェックなどを進めます。
ろ過のメインは高性能プロテインスキマーになるAD600スキマーです。
DCポンプ搭載型なので静穏性も優秀です。
ろ過のサブにろ材も投入します。
海水魚飼育では現在はプロテインスキマーの高性能化に伴いろ材の量がめっきり減って来ております。
淡水魚の飼育の場合はプロテインスキマーが使えないので濾過槽をできるだけ大きくしてろ材を大量に収納できるような濾過槽が理想になりますが海水の場合は大きな濾過槽やたくさんのろ材は淡水魚のように必須と言う訳はないです。濾過槽は小さいよりは大きい方が水量が増えますがコストやキャビネット内の濾過槽の占有スペースも大きくなりますので適度なサイズの濾過槽であれば大きくなくてもよいと思います。
メインポンプはDCポンプになりますのでスキマーのポンプとどちらもDCポンプになり水槽の静穏性が抜群によいです(クーラーは音がそれなりにします)
更にリーファ水槽自体も減音調整機能が付いていて静穏性が高いので静音対策されていない同クラスの水槽と比べてとても静穏性が高いです。
キャビネット内の右側にクーラーを収納できるスペースがありますが今回は室外型のクーラーになりましたのでクーラーの収納スペースにコントローラーと電源を集中して配置いたしました。
写真の赤色の水温が表示されているコントローラーは室外型のクーラーのコントローラーになります。
水槽の上部には照明を隠すためにアイシェードをセットします。
水槽の上部と少し隙間を開けておりますが調整すれば隙間の幅を調整できます。
またアイシェードは前面の扉を取り外すことも可能です。
魚は水槽設置作業当日に既存の水槽がある旧宅より既存の魚をパッキングしてお運びして新宅の新規水槽へお引越ししました。
理想は新規水槽を立ち上げてから引っ越しするのがベストですがなかなか諸事情で当日にお引越しをご依頼されるお客様が多いです。
当日引っ越しはリスクは多少はありますが半年・1年と水槽で飼い込まれている個体はかなり強いので新規水槽への引っ越し作業でほとんどの個体は問題ない感じです。
ただ生体保証はできないので免責を条件にお引っ越し作業をさせて頂いております。
水槽設置作業完了です。
水槽セットはリーファ350ホワイトになります。
シンプルなデザインでオシャレ感があります。
アイシェードは小さいお子さんがおられましたので照明を隠せるのでまぶしくなく見てもらえると思います。
また水槽設置作業がありましたらご紹介させて頂きます。