器材担当の谷岡です。
今年もいよいよ本格的に暑い夏場に突入しました。
アクアリウム水槽ではクーラーが一番大活躍の時期です。
そこでクーラーのお掃除はしておりますでしょうか?
今回はクーラーのお話をさせて頂きたいと思います。
メーカーにもよりますが一般的には正面から背面に空気が通気します。
そして正面に家庭用のエアコンによくあるフィルターがセットされておりますので、これをお掃除します。
クーラー正面のカバーを外すとフィルターを取り出せますのでお掃除します。
この部分に汚れが詰まっているとクーラーの冷却能力が低下しますので一年で一番動く夏場はお掃除が重要になります。
↑の写真はZC-1000クーラーです。
↑写真はTK-500クーラーです。
↑写真はZR-75です。けっこう汚れておりました(汗)
ZCクーラーやTKクーラーは正面のカバーが簡単にあきますのでフィルター掃除は簡単です。
ZRクーラーは本体の左右の側面の下側にボタンが付いておりますので、その左右のボタンを押しながらカバーを外すので少し慣れが必要になります。
☆クーラーの健康診断と対策!
クーラーの健康診断はクーラーの稼働時間になります。
通常ですとクーラーは稼働と停止を短時間で繰り返して水槽の温度をキープしますが1回の稼働時間が30分や1時間など1回で稼働する時間が長くなっている場合はクーラーの冷却能力に余力がなくなっています。
この場合まずはフィルターをお掃除して稼働時間を確認して治らない場合はクーラーの通気性を見直しします。(他にはポンプのパワーが下がって循環水量が落ちている場合も冷却に影響します)
キャビネットの中にクーラー入れている場合は扉を開けたりクーラーに扇風機を当てたりなどします。クーラーの周辺に熱気がこもらないようにします。
それでも稼働時間が長い場合はエアコンなのでのアシストも欲しいところです。
稼働時間が数時間になるような事が頻繁になりますと故障の原因になります。
クーラーの寿命はメーカーより目安として6-7年ぐらいと聞いておりますが個人的には年数と一緒ぐらい稼働時間の方も影響をしていると思います。
実際に10年以上使えている方もいれば3年-4年ぐらいでも交換になる方もおられます。
クーラーはアクアリウム器材の中ではなかなかコストがするアイテムになりますので大事に長く使いたいところです!