こんにちは、生麦海水魚センター祥多です。
本日ご紹介するのはREEFERでおなじみのRedSeaから新発売された、ドーシングポンプ『ReefDose』のご紹介となります。
ドーシングポンプとは添加剤を自動添加してくれる機材で、正確で便利なことから注目されている機材の一つです。
今回はReefDoseを実際に取り付ける「設置編」のブログとなりますので、購入を検討されている方は是非参考にしてください。
まず、ReefDoseは「本体」と「チューブキット」の二つが必要となります。
モデルは二口の「Dose2」と四つ口の「Dose4」の種類がございます。水槽の環境や必要な添加剤の数に応じてサイズを選べるのもポイントです。今回設置に使用するのは、Dose4となります。
チューブキットは「ブルー/グリーン」「イエロー/レッド」の二種類から選ぶことが出来ます。チューブの色が異なることで使いやすくデザイン性にも優れています。他にもチューブを束ねて固定できる「チューブオルガナイザー」、サンプにチューブを固定する「チューブホルダー」なども同梱されています。
今回ReefDoseを設置するのは、常時大量にミドリイシを管理しているこちらの水槽となります。
使用する添加剤は、RedSeaの「トレースカラー」です。色揚げを促進させるための微量元素などが含まれた添加剤となります。微量元素はコントロールしにくいため、ドーシングポンプとの相性も抜群です。
それでは早速取り付けていきましょう!
まず、ReefDoseの裏面の、取り付けパーツを外します。
取り付けパーツを設置したい場所に付属のビスで固定します。
次にボトルの加工となります。上部の突起部分をハサミなどでカットします。
蓋を外して外側に「カラーチューブ」内側に「シリコンチューブ(別売り)」を取り付けます。
※フタを完全に閉めてしまうとボトルが真空になってしまうため、フタを少し緩めに閉めてご使用ください。
ボトルと反対側のチューブを適切な長さに切り、本体につなげます。左側がイン右側がアウトとなります。
以上の工程を使用する添加剤分行います。
アウト側のチューブを本体に取り付け、添加場所までの長さにカットします。カットしたチューブはチューブホルダーに取り付けます。フランジなどがある場合、チューブホルダーの反対側にチューブを取り付けて交わします。
添加場所まで距離がある場合チューブをオルガナイザーで固定します。
ということで、取り付け完了です!
ReefDoseを設置して思ったことが、チューブの品質がとにかく良いです!
従来のチューブに比べて折れにくく曲がりやすいので、チューブを複数使用するドーシングポンプには最適だと思います。
意外とドーシングポンプの設置は時間がかかる印象が強いですが、ReefDoseは非常にスムーズに取り付けることが出来ました。
また、オルガナイザーがチューブを均等にまとめてくれるので、絡まったりせずReefDoseのカッコイイ美観をキープして使用することが出来るのもポイントです。
ということで今回のブログは以上となります。
新発売されたReefDoseはRedSea商品を一括管理できるアプリ「ReefBeat」から操作が出来ます。
近いうちにReefDoseを実際に使用した「操作編」もアップしたいと思いますので、是非お楽しみに!