こんばんは藤川です。
季節が逆戻りで、梅雨のような天気が続いていますね。
黒仔は退色が進み、トラはげ、薄いオレンジと色変わりしています。
週二回ペースの水交換をしています。
色揚げの餌で水が早くに茶色っぽくなります。
私の池は今の時期は緑色になることはありません。
夏場のグリーンウォーターは濃くなりすぎるので気を付けてください。
退色時期はグリーンウォーターにすると色揚がりが良いといわれますが、
今年のように6月から暑くなってしまうと危険です。
今年は素赤が多そうだったので、つい最近まで色揚げの餌は使用していませんでした。
黒仔時期は冷凍赤虫が主食でしたが、今は人工飼料を多めに与えています。
らんちうディスクの増体用は嗜好性が高くよく食べます。
色揚げ用には艶姿を1日に1回与えています。
主食に対して2割程の使用をお勧めします。
数少ない更紗の魚も、前びれや尾の色が飛んでしまうと残念です。
こうなると色揚げでどうにもできません。
しかし、水槽などで横から見るとさほど気になりません。
観賞用で可愛がってもらえる魚です。
トラはげ時期は当歳魚の秋の姿を見せると言います。
この意味は、頭の出ている魚も退色でやつれてしまうからです。
種魚にする魚を黒仔の時期に選ぶと言う方もいます。
やつれると言えば、病気をさせると成長が止まったり頭が引けてしまいます。
6月の研究会に出品した魚は、4日目ぐらいから泳がなくなり
塩で治療して2尾死なせて、2尾は完治しました。
今はすごい食欲でお腹もふっくらしてきましたが
やっぱり頭は小さくなっています。
そして、気を付けていましたが隣の池も調子が悪くなり
(泳がず固まっていて、餌が底に残っていました)
すぐに水を全交換して、塩水浴で治療しました。
泳ぎが出てきたのは5日目、その後3日間は少しの餌で様子を見ました。
今日は通常の半分ぐらいの餌を与えてます。
元気になりましたが頭が小さくなっています。
でも、すっかり元気になったのでしっかり育てます。
完治する前に餌を与えると病気を長引かせることがあります。
しっかり治すには、泳ぎだすまで餌をあげない。
数日は食べたがっても少量で我慢です。
私は粘膜やエラの保護に、中和剤を使用してます。
カルキや重金属も除去できるので、置き水はしていません。
そして、カルシュウムやミネラルの添加に粉末を使用してます。
水換えの時にスプーン1杯(300リットルに対して)入れます。
数年使用してますが、大きくなるような気はしています。
当店で販売している商品は、すべて自分で使用してみました。
使いやすく、効果が期待できる商品を紹介したいと考えています。
では、今日はこの辺で失礼します。