こんばんは!久保原です。
さて、普段は生体のブログを中心に書いている私ですが、
今回は、メンテナンスのご依頼をいただきましたのでご紹介いたします。
こちらが今回ご依頼のあった水槽です。
5年ほど前に設置させていただいたREEFER170になります。
3年ほど前に一度オーバーホールをさせていただいていますが、
濾過槽の汚れが気になってきたということと、シアノバクテリアが大量発生して困っているとのこと。
生体自体は元気いっぱい!
かわいらしいカクレクマノミと立派なレモンピールが優雅に泳いでおりました。
ただ、やはりアクアリウムの天敵シアノバクテリアがかなり繁殖している様子。
こまめにメンテナンスをしたり、照明をつける時間を短くしたりととても几帳面に管理をされていましたが、
それでもなかなか除去しきれないところがシアノバクテリアの厄介なところ。
この頑固なシアノバクテリアを今回はオーバーホールできれいさっぱりと除去していきます。
早速生体を出し、ライブロックやライブサンドも出していきます。
ライブロックは再度ご使用いただくので念入りにブラッシング!
ライブサンドは新しいものに変えていきます。
2年間使われていたライブサンドはやはり汚れがたっぷり。
ライブサンド、特にパウダータイプは定期的に交換していただくのがオススメです。
オーバーホールですので、濾過槽も水を抜き、丸洗いしていきます。
なかなか掃除する機会がないのでこちらもしっかりとピカピカに!
スキマーやポンプなどの機材なども新品同様にきれいに掃除。
スキマーは掃除する前と比べ泡のパワーが格段に上昇!
やはり機材も定期的な掃除は大事ですね。
ろ材も一袋残し、新しいものに変えました。
当店オススメのバイオスフィアを使用。
水槽のコケもしっかり取り除き濾過槽の準備もできたら水を張っていきます。
お湯も混ぜ、水温をうまく合わせていきます。
新しい砂を入れライブロックを組みなおし、スキマーやポンプ、クーラーなどの動作確認を終えれば完了です。
水を新しくした直前に生体を戻すと負担が大きいので、
少し時間を空けてから後ほどお客様に生体を戻してもらうことにしました。
新しいレイアウトが魚たちにも気に入ってもらえると嬉しいのですが(笑)
あれだけ増殖していたコケもきれいさっぱりとなくなり非常にすっきり!
お客様にもご満足していただけました!
最後にシアノバクテリア対策としてタツナミガイを入れさせていただきました。
ハネモからシアノバクテリアまで多くのコケを食べてくれますので
水流になびくようなふわふわしたコケにお悩みの方は非常にオススメです♪
当店では、水槽設置や配達はもちろん、オーバーホールやメンテナンスも承っておりますので
オーバーフロー水槽のメンテナンスでお困りの方は是非お気軽にご相談ください♪
では失礼します。