こんばんは藤川です。
今年も残すところ20日間となりました。
大掃除は早めにスタートしたのですが、毎年ギリギリになる年賀状!
さあ、計画的にがんばります。
先日、越冬についてお問い合わせを頂きました。
「昨年の越冬でらんちゅうを死なせてしまいました。
今年は玄関に入れて飼育した方が良いですか?」
ブリーダーのブログやネット情報でらんちゅうは越冬させるイメージがあるようですが
産卵させる予定がなければ、室内飼育の方がらんちゅうも幸せです。
未成熟ならんちゅうや、寒い地域で長い期間の越冬は難しいです。
良い状態の青水(グリーンウォーター)にすることも必要です。
今年はいつまでも水温が高く、青水が濃くなりすぎた方も多いと思います。
横浜は紅葉が日本一遅いようで、
意外と暖かい地域なので参考にならない方も多いと思いますが
私のベランダの様子です。
種用の魚の池です。
12月に入っても朝の水温が15度ぐらいあったので
日に2回程度餌を与えていました。
やっと越冬に入りましたが、青水がきれいな色になりません。
このペアーの池は全く青くなっていません。
この2尾だけは一度も病気をしていないので
他の池の水を入れるのも心配でこのまま越冬させます。
魚は十分に成長しているので、乗り切れると思います。
1か月半ぐらいの短い越冬にします。
この池は秋に大会に出品した魚です。
右が横浜観魚会、左が京浜らんちゅう会に出品しました。
3月後半に二歳会があるのでこの池は越冬しません。
横浜観魚会の大会の後、病気になり、完治に2週間かかりました。
その間は餌を切り、体型が戻るのに2か月かかりました。
電気代も気になるので18度ぐらいで消化の良い餌を与えています。
真冬は室内に入れるか、ヒーター15度ぐらいにするか思案中です。
産卵予定の魚は春までそのままの方もいますが、私は1月末には起こします。
一番寒い時期に起こすので、ベランダにビニールカーテンを付けることにしました。
工事は弟に頼んだので材料費だけですが、たぶん電気代の方が安いです。
でも、ビニールハウスにあこがれていたのでうれしいです。
今は冷やしたいのでカーテンの取り付けはまだ先になります。
最後によく質問される件です
・越冬中でも昼間は蓋を開け日に当てます。
・エアレーションも必要です。
・水が減ってきたら新水を足したり、魚の様子は確認してください。
・浮き上がってしまい背焼けしたり、底に沈んでしまう魚は越冬は難しいです。
・室内飼育に変更する際は急な水温差をさけてください。
店では2階と店先でらんちゅう販売しています。
外の水温に慣れたらんちゅうも居ます。
産卵させてみたい方、アドバイスも致しますのでお気軽にご来店ください。