こんにちは、白石です。
今回は水槽のオーバーホール作業に伺いましたので
ご紹介していきたいと思います。
今回はオーバーホールということで水槽とろ過槽、機材などを
大掃除する作業になります。
水槽はリーファー250、90センチのオーバーフロー水槽になります。
まずは水槽内から飼育水を抜く作業からスタートです!
飼育水は大掃除後に生体にショックが出ないよう戻す分と
サンゴなどの生体を一時的に避難させる分とで分けておきます。
水槽から取り出した魚などの生体はパッキングしていきます。
パッキングすることで酸欠が起こらないようにします。
水槽から飼育水を抜いている間にろ過槽内の機材を取り外し、
洗えるようにしていきます。
配管系も外せるところは外し、ろ過槽も一度キャビネットから出して汚れを流していきます。
今回は前回の大掃除から約1年ほどということになりますが、
そこには汚れが溜まっておりました。
少し逆光で見えにくいのですが、水槽はコケを取り、砂を抜いて綺麗にしていきます。
砂を抜いた際に出てきた細かい汚れも最後はふき取って綺麗にしていきます。
ろ過槽、機材は掃除後元の位置へ戻します。
ろ材もバクテリアなどが付いておりますので、元の飼育水をろ過槽へ戻します。
水槽には元の飼育水と足りない分は新しい海水を入れていきます。
オーバーホールの際には取り出した砂は病気の原因にもなりますので、
再利用はせずに新しいライブサンドを敷いていきます。
海水を張り、レイアウトなども行った後は機材のチェックを行い、
パッキングしたいた生体を温度が変わらないように浮かばせて作業終了になります。
パッキングした生体に関しては生体の安全等を考えオーバーホール後すぐに入れずに
水が回り透き通った後にお客様の方で水合わせ後離していただきます。
オーバーホール作業はろ過槽を含めた水槽の大掃除になりますので、
汚れが溜まっていたり、まだオーバーホールをしていない方は
1-2年に一度は行うと良いかと思います。
まだオーバーホールしたことがない方などはお気軽にご相談やお見積もりなど
ご依頼いただければと思います。
それでは失礼いたします。