皆さんこんにちは!
定休日で間隔があいてしまいましたが、前回・前々回に引き続き、
「小型水槽」「機材合計金額5万円代」「使用する器材は3種類(用品は含まない)」という初心者でも始めやすい条件で、機材をご紹介したいと思います!
前回は水槽内の循環を担う「水流ポンプ」、前々回は水槽内のろ過を担う「プロテインスキマー」をご紹介してきました。
今回でいよいよラストとなります!
つまり今回ご紹介する機材とスキマー、水流ポンプさえあれば、今からでも簡単にマリンアクアリウムが楽しめてしまうということです!
スキマーと水流ポンプの紹介は下記からご確認いただけますので、是非ご一緒にご覧ください(^^)/
【夏休み特別企画】「3つ」の機材だけで海水魚を始めよう!~水流編~ | 生麦海水魚センター (namamugi-kaisuigyo.com)
【夏休み特別企画】「3つ」の機材だけで海水魚を始めよう!~ろ過編~ | 生麦海水魚センター (namamugi-kaisuigyo.com)
それでは、夏休み企画ラストの機材を紹介していきます!
③照明
ということで、ラストを飾るのは「照明」です!
照明は皆さんがご存じの通り、水槽内を明るく綺麗に演出してくれる機材になります。
その中でも今回は、機能性や省エネに優れた「LED照明」をご紹介していきたいと思います。
まず、海水魚に照明が必要か?という点ですが、海水魚、特にサンゴには欠かせない機材となっております。
照明の大きな役割の一つとして、水槽内を明るく保ち、海水魚やサンゴ本来の鮮やかな色を観賞しやすくしてくれる働きがあります。
また、アクアリウムの中でも人気の高いサンゴの多くは、「蛍光タンパク質」という「短波長」と呼ばれる青や紫の光を反射するタンパク質を体内に持っています。
サンゴを飼育する場合は、この青や紫のような短波長の素子を使用した照明が必要となります。
短波長は、蛍光タンパク質以外にも「褐虫藻」というサンゴに共生している藻類にも密接な関係を持ちます。
「蛍光タンパク質」と「褐虫藻」については以前詳しくまとめたブログがありますので、そちらをご覧ください。
祥多と学ぶミドリイシ【蛍光タンパク・褐虫藻編】 | 生麦海水魚センター (namamugi-kaisuigyo.com)
では、サンゴを飼育する際にどのような照明が理想的なのでしょうか?
照明の中には、「タイマー」や「調光」などの機能を持った「システムLED」という、機能面に特化したLEDがあります。
サンゴの天敵となる、コケはサンゴ同様に光を好み、強い光や光に長時間当たり続けることで、増殖していきます。
システムLEDはタイマーによる時間調整や、調光による色や出力の調整が出来るため、コケの増殖しにくい環境を維持しやすくなっています。
また、最近では各国の海域の光を再現してくれる機能を持つ照明や、サンゴの種類ごとに最適な光がプリセットされた照明なども販売されています。
その為、アクアリウム初心者でも簡単に本格的な光を作ることが出来ます。
最後に照明を使用する際の注意点をまとめます。
【照明の注意点】
・出力は抑えた方がコケが生えずらい
・短波長に比べて、白や赤い光はコケが生えやすい
・照明の稼働時間は1日8~10時間だとコケが生えずらい
・クーラーを使用しない場合、発熱による水温上昇や蒸発に気を付ける
・ソフトコーラルやLPSの多くには、UVを当てすぎない
オススメ照明
オプティマスリーフナノ2
海水魚から簡易的なサンゴまで飼育できる入門者向けの小型水槽用LED照明です。
白と青の2チャンネル10段階調光機能、3段階の簡易タイマー機能がついています。
同梱のアームで吊り下げでき、小型水槽でも本格的なアクアリウムを楽しむことが出来ます。
はい!ということで「夏休み特別企画」最後のご紹介はLED照明でした!
単純な演出だけではなく、飼育環境を大きく左右する機材なので、是非しっかり選んでいただきたい機材です!!
因みに、企画を通してご紹介した「オプティマスリーフナノ2」「コラリアナノ」「QQ1」は、合計で
税込50,050円となっております!
しっかり条件の「5万円代」をクリアしております(^^)b
ご紹介した機材さえあれば、すぐにでもアクアリウムを楽しむことが出来ますので、是非ご検討くださいませ( *´艸`)
勿論、クーラーや殺菌灯、フィルターなど他の機材を使用することで、より飼育しやすい環境を作ることが出来ますが、まずは今回ご紹介した記載から揃えてみてください♪
ということで、3日間にわたり最後までご覧いただきありがとうございまいた(*^▽^*)
それでは皆様のご利用お待ちしております(^^)/