こんにちは!久保原です。
さて、先週は魚水槽にオススメの水流ポンプを紹介しました。
そして、今回はサンゴ水槽にオススメの水流ポンプをご紹介していきます!
魚水槽での水流ポンプの働きは主に水回りを良くし、ろ過効率を上げることや酸素供給などがあり
魚にとって重要なものになるのですが、
サンゴを飼育するにあたってはそれ以上に水流は重要になってきます。
では、サンゴに水流がないとどうなるのか?ということですが
結論から言うと死にます!
サンゴは粘膜を出しており、この粘膜によって自身についたコケなどの付着物を除去したり、
余分な褐虫藻を取り除いたりしているのですが、水流がなくなるとこの粘膜がサンゴのまわりにずっとまとわりつき
窒息する形でどんどん弱っていってしまいます。
水流ポンプを付け忘れて気付いた時にはサンゴが溶けてた…なんてこともよく聞きます。
また、コケ、デトリタスなども自ら動けないため水流で吹き飛ばしてあげないと
付着した部位からどんどん溶けてしまいます。
他にも水流がないと餌がうまく回らず永遠とサンゴが餌にあり付けないといったこともあります。
では、とりあえず水の流れを作っておけばいいのか?といわれるとそういうことでもなく、
サンゴの種類によって強い水流を好むものと弱い水流を好むものに分かれます。
例えば、弱い水流を好むサンゴだとハナガタ系やバブルコーラルなどの共肉が大きいサンゴになります。
他にはソフトコーラルの一部も弱い水流で飼育が可能です。
逆に、一部LPSやSPS全般、ソフトコーラルのトサカ系は強い水流を好みます。
極論、飼育している生体の住んでいた環境を再現すれば間違いなしです!
前回も紹介したベスタウェーブシリーズですが、サンゴ水槽でも大活躍してくれます!
サンゴ水槽に使う水流ポンプで重要視していきたいところは機能の充実さになってきます。
ベスタウェーブはパワーを7段階変えられモードも6つ選べる汎用性の高い水流ポンプ。
コスパも非常に高く、サンゴ飼育初心者の方にもオススメなポンプです!
90~180㎝水槽は幅広い水流が作れる棒状のタイプがオススメ!
Gyre 300シリーズの新型機であるcloud Editionは他のポンプに比べ可動部が非常に多く、
水流の向きの自由度が魅力です。
レイアウトの関係上、水流が届きにくかった場所にも流れを行き渡らせることができます。
MJ-GFシリーズは1台でも十分なパワーを発揮してる上、コストが上位モデルの約6割ほどと
かなりお得で当店でも人気の高い水流ポンプです!
エコウェーブは弱い水流を好むサンゴにぴったりのポンプです!
インペラが上部についており、直接サンゴに水流をあてることなく幅広く拡散された水流を作り出せます。
SPSの飼育でパワフルな水流を作りたい方はLEVIATHANがオススメ!
最大流量20000L/hとかなりのハイパワーです。
しかも、ただ強いわけではなくコントローラーでパワー調節でき最小50L/hまで落とすことも可能!
幅広くパワーを調節できるのが魅力のポンプになっております。
他にも当店のミドリイシ水槽でも使用している固定マウントなしで角度調節のできるOCTOウェーブポンプや
アプリで細かな操作が可能なRed SeaのReef Waveなど
生麦海水魚センターでは様々な水槽、生体に合った水流ポンプを多く取り揃えております!
最近サンゴの調子が良くなくて困っている方や、サンゴを飼育してみようか考えてる方、
これから水槽を立ち上げようとしている方はぜひお気軽ににご相談くださいませ♪
以上!
最後までご覧いただきありがとうございました!
では失礼します。