皆さんこんにちは!
本日ご紹介するのは、システムLED照明では補いきれない波長をピンポイントで照射してくれる「スポットライト型LED照明『バイタルウェーブ』」のご紹介となります!
種類は全8種ですが、今回はミドリイシの育成・色揚げに適した5種類をピックアップしました!
バイタルウェーブの種類ごとに特徴をご紹介していきたいと思いますので、是非最後までご覧ください♪
■UVA370
名前の通り370㎚という非常に短い波長の光を照射します。
これは肉眼で感知できるギリギリの波長で、紫外線(UV)といわれる波長に近い光です。
通常のシステムLEDでは低くても400㎚以上の波長までしか作ることが出来ないため貴重な光となります。
有効なミドリイシは、ブルーやシアン系の蛍光タンパクを持つミドリイシに効果的です。
特に人気の高いオーストラリア固有種の「スパスラータ」にも相性のいい波長となります。
■バイオレット
こちらは400~450㎚の紫系の短波長を照射する照明です。
ここで簡単に整理すると、先ほどからいう波長とは電磁波のことで、人が肉眼で認識できる波長を「可視光線」といいます。
可視光線は400~800㎚の範囲で、紫や青を「短波長」、緑や黄色を「中波長」、橙から赤を「長波長」と分類します。
ミドリイシの蛍光タンパクは青や緑などの、短波長に反応する物が多いため、短波長を補完している「バイオレット」はミドリイシ全般に相性がいいといえます。
ピンクとシアンの混色が人気のオーストラリア固有種「ストロベリーショートケーキ」のシアン部分の色揚げにも効果的です。
■シアン
シアンは450~500の短波長と中波長をブレンドした照明です。
赤やピンク系の蛍光タンパクを持つミドリイシに効果的な光を照射します。
特にバイオレットでも紹介した、「ストロベリーショートケーキ」のピンク部分の色揚げ用に使用されている方も多い照明です。
システムLEDの中にはシアン系の素子が含まれていない照明も多いので、UVやバイオレットに次いで人気の商品です。
■グリーン
名前の通り475~530の中波長の照明です。
グリーンの特徴は、「色素タンパク」にも効果的なところです。
色素タンパクは、光を当てることで発光する蛍光タンパクと異なり、エネルギーを吸収することで色素に変換します。
色素タンパクの多い、代表的なサンゴでは「トゲサンゴ」や「ショウガサンゴ」が挙げられます。
また、赤系の蛍光タンパクに反応しやすいので、「ウスコモン」や「ハイマツミドリイシ」などの赤い個体が多いサンゴにもオススメです。
■アンバー
アンバーはオレンジ色の蛍光灯のような温かい光の照明です。
530~680と中から長波長の光を作ります。
こちらも、色素タンパクに効果的な波長を作り出します。
また、長波長は短波長に比べて水に吸収されやすく、浅いところまでしか光が届きません。
逆に、長波長が届きやすい浅場のサンゴには欠かせない光ともいえます。
その為、グリーン同様、浅場に生息する「トゲサンゴ」や「ショウガサンゴ」の光として最適です。
ということで今回は、『バイタルウェーブ』をご紹介させていただきました。
システムLEDをご使用されている方でも、光が届きずらい場所のサンゴや、ピンポイントで光を当てたい場合などに役立つ照明となっております。
また、「Bluetooth」対応で、スマホから調光やタイマー設定などもできる便利な機能も搭載しております。
是非、ミドリイシを飼育中で、まだバイタルウェーブをお持ちでない方は、ご検討ください(^^♪
それでは、皆様のご利用お待ちしております(^^)/