皆さんこんにちは！

本日ご紹介するのは「OF（オーバーフロー）水槽立ち上げ必要機材」です！

マリンアクアリウムに興味があっても、何が必要かわからない方に、どのような機材が必要なのかをご紹介していきたいと思います♪

今回ご紹介する機材以外にも、持っていると便利な機材はありますが、とりあえずこれを抑えればOF水槽でマリンアクアリウムを楽しむことが出来ます( *´艸｀)

また「機材選びのポイント」「オススメ機材」のご紹介もあるので、OF水槽に興味がある方は是非最後までご覧ください(^^)/

■メインポンプ

まずご紹介するのはOF水槽の「心臓部」メインポンプです。

循環ポンプや水中ポンプと呼ばれることもある濾過槽内で使用する機材で、主な役割は水槽とサンプ（濾過槽）の循環となります。

仕組みは、サンプから水槽に海水を汲み上げる→水槽からあふれた水がサンプに落ちる→サンプ内でろ過をする→最初に戻る

といったシンプルな仕組みです。

また、殺菌灯やクーラーを使用する際もメインポンプが必要となります。

この場合、「流量の強いポンプで機材を経由または分岐させる方法」「循環用とは別に、機材を経由しサンプに戻す方法」の二つがあります。

★購入する時のポイント★

メインポンプは常に動いている機材なため、静穏性はかなり重要なポイントです。

ACポンプはモーター音が大きいため、機能面と静穏性に優れたDCポンプがお勧めです。

また動き続けているため、他の機材より故障のリスクが高くなります。

★おすすめ機材★

VarioS

「VarioS」は、静穏性に優れた循環ポンプです。

吸水と同時にポンプ内部をクリーニングする「自動洗浄機能」、故障の大きな要因となる、ポンプによる発熱を抑える「自動冷却機能」といった安心してご使用いただけるポンプとなっております。

■水流ポンプ

こちらのポンプは、文字通り水槽内に「水流」を生み出すポンプです。

ウェーブポンプともいわれ、波以外にも「水槽内の循環」を担う機材でもあります。

波の弱い水槽では、汚れが沈殿しやすく、水槽内でも上部と下部で水質が大きく異なる場合があります。

先ほどのメインポンプで循環させるだけでは、水面の水だけ水槽とサンプを行き来してしまい、せっかくのOFシステムを活かしきれません。

水流ポンプを使用し、水槽内の水を循環させることで、サンプに落ちる水のムラを無くすことも出来るのです。

★購入する時のポイント★

水流は水槽のサイズに適したものを選ばないと逆効果になります。

水槽に対して強すぎるものは水槽内の生体がうまく泳げなかったり、砂を掘り返したり、レイアウトを崩してしまうこともあります。

逆に弱すぎると、止流域という汚れがたまりやすいエリアが出来てしまいます。

その為、水量に合わせた流量を把握する必要があります。

★おすすめ機材★

Gyre 300シリーズ CloudEdition

「Gyre」は左右についた吐出口か多方向の水流を生み出すポンプです。

4分割された吐出工は、上下左右に水流の方向を作ることが出来るため、他では味わうことのできない立体的な水流を作り出すことが出来ます。

操作は付属のフルカラー液晶デイスプレイ内蔵のコントローラーか、Bluetooth・Wi-Fiを使ったスマホからの操作が可能です。

流量調整も幅広く、様々な水槽サイズに対応しています。

■プロテインスキマー

プロテインスキマーはマリンアクアリウムならではのろ過機材です。

本体内部のポンプが勢いよく空気と海水を同時に吸水することで、細かい泡を作り出します。

細かい泡は、汚れが多いものから押し出されていき、押し出された汚れた泡はカップにたまっていく仕組みです。

生体に有害な硝酸塩を抑制でき、水質を改善させることが出来ます。

硝酸塩は、コケの発生にも大きくかかわりがあるため、使用することでメンテナンス効率も格段にアップします。

★購入する時のポイント★

プロテインスキマーは、メーカーが推奨しているサイズより大きいものを使用するのがお勧めです。

メーカーによって、基準が大きく異なるため、同じ水量に対応していてもパワーが大きく異なる場合があります。

特にサンゴのように、硝酸塩をコントロールする必要がある生体の場合、より多く除去できる大きめのスキマーがお勧めです。

★おすすめ機材★

REEFER DC-Skimmer

一番の特徴は、スキミングでの一番の悩み「オーバースキム」を考慮した設計です。

オーバースキムとは、押し出された泡がカップから溢れ、汚れがサンプに逆戻りという最悪の事態です。

これを防ぐため、センサーが感知するとポンプが停止してくれるなどの機能が付いたスキマーもありますが、ポンプが止まっている間は勿論スキミングできないため、定期的にスキマーを確認する必要があります。

REEFER DC-Skimmerは、センサーが感知すると流量を調整し、溢れない出力でスキミングし続けてくれます。

その為、溢れることも止まることもないので、いつでも安心してご使用いただけます。

注意点は、コントローラは別売りのため忘れずにお買い求めください。

ということで今回は「メインポンプ」「水流ポンプ」「プロテインスキマー」の3つをご紹介させていただきました！

どれも「ポンプ」を使用する機材ですが、全く違う役割があり、どれもマリンアクアリウムには欠かせません！

今回紹介したオススメ機材以外にも使い易いものや、機能に優れたものも多数ございますので気になられた方は是非ご相談ください( *´艸｀)

次回もOF水槽で必要な機材をご紹介いたしますので是非楽しみにお待ちください♪

それでは、皆様のご利用お待ちしております(^^)/