2013年12月18日の転載です。
こんにちは!(関西弁のスタッフです)
毎年恒例で12月になると水槽設置が多くなる時期になります。
ここ2週間で集中して7件ほどありましたので、まとめてご紹介したいと思います。
サイズ別で水槽セットの特徴と納品して感じたことをコメントしたいと思います。
これからオーバーフロー水槽のご購入を考えている方がいればご参考にして頂ければと思います。。
まずは600×450×450サイズのオーバーフロー水槽セット2件+1件についてご紹介します。
上の水槽セットはオルカ水槽セットで水槽台をプレミアムキャビネットに変更しております。
スキマーにHS-400を殺菌筒はターボツイストZ。クーラーにZC-200Eです。
特徴は水を弾き易い化粧板を採用しているプレミアムキャビネットです。
水に強いということは耐久力がアップするので長期使用が目的の場合にとてもオススメです。
上の水槽セットは納品直前の写真をお店で撮影しました。
マーフィード社製の60cm特注水槽です。
キャビネットはウッドキャビネットです。
水槽にフランジ加工とワームプロテクト加工。OF管を黒色に仕上げています。(黒は汚れが目立ちにくいです)
更にろ過槽をキャビネットに収納できるほぼ最大の幅にした特注ワイドタイプろ過槽です。
スキマーはLSS社製の最新型DC-S1100SSSになります。
特徴はワームプロテクト加工になります。
水槽のシリコン部をワームより守ります。ワームによる水槽の水漏れは発生の確率はかなり低いですがあると安心です。
またシリコン部も通常より厚くなり強度の方も若干アップします。
上記の2本の水槽セットを納品して感じたことは見た目に同じ60cm水槽ですが購入していただいたお客様の視点が全く違うことです。。
オルカの水槽セットはノーマルのキャビネットではなくプレミアムを選択したことによりキャビネットの耐久性を重視した水槽セットになっています。
マーフィードの水槽セットはワームプロテクト加工による水槽本体の耐久性を重視した水槽セットです。またろ過槽を大型化して将来にリアクターなどの追加機材に備えています。追加しない場合でも、ろ過槽が広いとメンテナンスがやりやすいですね。
見た目には同じような水槽セットなのですが重視(強化)しているところの違いのが特徴です。どちらがいいかといいますとどちらも正解と思います。
長年水槽飼育を経験されている方でキャビネットがボロボロになってしまって泣く泣く交換された方もいると思います。
日頃のメンテナンスにもよりますが材質のクオリティが高いほど長く使用しやすいのも事実です。
水槽に関しては人気のフレームレスガラス水槽はシリコン部で強度を保っています。ワームの被害に会わなくてもシリコン部が厚くなることは強度がアップされる事になりますので長期の使用に適してます。
使用されるスキマーは魚をメインにするかサンゴなどをメインにするかによって選択が分かれています。
HS-400とDC-S1100SSSの2機種が使用されました。
HS-400は実績重視の安定感のあるスキマーです。魚や簡単なサンゴの飼育では性能も満足レベルでありコスト的にも魅力的な商品です。
対してDS-S1100SSSはDCポンプを搭載したタイプのDCスキマーになり9月新発売になった最新型です。
LSS社の販売するDCスキマーでは最小サイズになります。サンゴなどの水質を重視した水槽におススメです。
DCスキマーの特典として音が従来のスキマーと比べて静かなのは見逃せない特徴です。リビング設置にもオススメです。
また店頭渡しなので写真はないですがマーフィードの60cm水槽セットが1件店頭で配管を組んで引き渡しがありました。
スキマーにはDC系のRLSS-6iをご購入していただきました。
最近は本当にDCポンプ搭載型のスキマーが人気がありよく売れます。
3機種ありますがどの機種もサイズ的には一番小さいサイズが圧倒的に人気です。
理由はろ過槽サイズに問題があると思います。。
DC系のスキマーは最小サイズでも、どの機種もそれなりにデカいです!個人的にはもう少し小さいのがあれば嬉しいのですが。。。
現在3機種ありそれぞれ搭載しているDCポンプとサイズに違いがあります。またポンプをスキマー内に縦型や横型に置いたりしていろいろ工夫しているようです。
簡単に人気のあるサイズの小さいモデルは以下のように比較できます。
どのモデルが優れているのかは飼育環境やろ過槽のスペース次第といったところと思います。
※新型RLSS-6i⇒9月にメインポンプがDC3000からDC4000になり新発売(パワーアップ)しました。パワーが優秀。
※DC-S1100SSS⇒9月に新登場!メーカー独自の改良型インペラーを搭載したDC3500ポンプを搭載。コストが優秀。
※スキムズSM163⇒メインポンプにDC3000ポンプを搭載。サイズが優秀(3機種中で一番小さいです。)
DCスキマーの購入で悩んでいる方はざっくりですがパワーかコストかサイズかのどれかで選択するのもありかと思います。
元々どの機種もパワーが大きいので60cmや90cm水槽ぐらいの水槽ならどの機種を選んでもいい仕事を期待できます。音も静かですね。
⇒90cm水槽編に続きます。