水槽設置作業がありましたのでご紹介したいと思います。
サイズの方は1200×450×500サイズのオーバーフロー水槽になります。
設置場所は神奈川県になります。
今回の水槽設置は以前購入して頂きました90cm水槽からのサイズアップになります。
90cm水槽を撤去して新規で120cm水槽を設置します。
配管作業をサクサクと進めて行きます。
水槽とキャビネットは当店で人気のマーフィード社の製品になります。
配管作業の方はざっくりと終わったので水槽へ水張りをします。
新人のバイト君へ作業を任せました。(まだ10代のフレッシュなメンバーです)
今回はお客様のご希望で水はDIウェーターを使用しました。
DIウォーターはRO水より更にハイレベルな浄水になります。
RO水は水道水から不純物を約95-96%ぐらいカットできるので、これでも十分な純度の高い水ですがDIは約99%の不純物を水道水から除去しますので、ほぼ純水と言ってぐらいの純度の高さです。
純度の高い水は一般的にコケ対策でポピュラーに使用されております。
水道水と比べてほぼコケの栄養素が含まれていないのでコケが出にくくなります。
弱点と言えば浄水器を使用してROやDIを生産するのですが、これが意外に時間がかかります。。。
90cm水槽で飼育されていたお魚さん達です。
新規水槽が完成するまでは別タンクで待機してもらいます。
今回はお客様の方で水槽設置でお伺いする前に魚を綺麗に隔離して頂いておりました。
どの魚もプクプクといい体格で健康そうです。
写真のクイーンエンゼルは一年ほど前に10cm弱で購入されたのですが現在は20cm近くになっており、さすが大型ヤッコは成長が早いです。水面に顔をあげて、こちらを興味津々で見ておりました。
ろ過システムは物理ろ過にウールマットとプロテインスキマーを使用します。
生物ろ過は魚がメインの水槽なのでセラミックろ材を使用します。
プロテインスキマーはDCポンプ搭載型のスキマーで静音性が高く性能もパワフルです。
実用性を重視してコントローラーなどはキャビネットの右側面に配置します。
左側のコントローラーが水流ポンプ・右側がプロテインスキマーです。
殺菌灯も球交換がしやすいように外側になります。
美観を優先するとキャビネットの内の方がよいですがメンテナンス性や操作性を優先するとこういう形がよいです。
結局のところは美観とメンテナンスのどちらを優先するかになると思います。
電源タップは90cm水槽で使用していたものを再使用しました。
お客様の方でテプラーを使用してどの電源が一目瞭然になるようにされていました。
凄く見やすいです。
照明はレーザーR420Rシリーズのハイエンドモデルになる大出力の320Wモデルです。
LEDモジュールが6個配置されているので水槽全体に均等に近い感じで光が分散するのが特徴的です。
ハイドラやラディオンのLEDにも100Wオーバーの高出力モデルがありますが照射面性がここまで広くありません。
W数とコストを考えると以外にコストパフォーマンスがよいLED照明です。(照度調整機能やタイマー機能が搭載されている多機能型LEDです。
設置完了です。
キャビネットはマーフィード社のウッドキャビネットになります。
水流ポンプは右側面にウルトラハイパワーのジャイルを設置しております。
ジャイルはいつもの事ですがパワーが強力過ぎで今回も最終的には30-40%ぐらいの調整になりそうです。。。
別タンクにいる魚さん達はDI水を使用しているのでお湯が使えずヒーターで水温が上昇後にお客さんの方で水合わせをして頂けるという事なのでお任せ致しました。
(水槽が大きくなったのでお魚さん達もきっと大喜びなはずです)
やはり大型ヤッコの飼育になると120cmクラスまたはそれ以上のサイズが欲しい感じです。
次回は来週に東京都も方で水槽設置作業がありますので、こちらも作業が終了しましたらご紹介したいと思います。