皆さんこんにちは
本日ご紹介するのは、デジタル測定器でおなじみのメーカー「ハンナ」から発売されているデジタル測定器『チェッカーHCシリーズ』のご紹介となります!
デジタル測定器とは、水槽内の海水に含まれる「ミネラル」「栄養塩」「微量元素」などの項目を測定するための機材です!
今回はそんなHCシリーズの特徴とオススメHCをご紹介していきたいと思います!
■全〇〇種類の豊富なラインナップ!
まずはなんといっても豊富なバリエーション!
その数なんと30種類(海水・淡水含む)!!
海水ではポピュラーな「硝酸塩」「カルシウム」などは勿論、「ヨウ素」や「銅」などの意外と気になる項目にも対応しています!
計測は勿論、様々な種類を集めるのも谷しい商品となっております!
当店でも9種類のHCをご用意しております!
■デジタル測定器の常識を覆す、驚きのコストパフォーマンス!
デジタル測定器といえば数万円は当たり前のイメージが強いかと思います。
HCは「吸光光度計」を使用することで、他社のデジタル測定器を圧倒する驚きのコストパフォーマンスを実現しました!
種類にもよりますが、ほとんどの測定器が15,000円前後という魅力的な価格帯です!
■誰でも簡単測定!4ステップ測定!
測定器のネックといえば、手順の多い測定方法や誤認による測定ミスなどがあります。
HCシリーズはたったの4ステップで測定できます!(種類によって測定方法が異なる製品がございます)
更にデジタルのため誰が測定しても同じ結果が計測されるので初心者の方でも安心してご使用いただけます。
-使用方法-
1.ガラスセルに測定する海水をいれ、本体にセットします
2.ガラスセルを取り出し、試薬を添加します
3.再度本体にセットします
4.ボタンを押し測定結果を待つとデジタル表示で結果が出ます
はい、わかります。めちゃめちゃ簡単なんです!
これが1万円代と考えると、日々の測定によるストレスも軽減でき、何なら測定が楽しくなるくらい簡単なんです!!
■オススメHCベスト3!
ここからは独断でHCのオススメを3つご紹介していきたいと思います!
【3位】HI774 リン酸塩(ULR/海水用)
測定範囲は0.00~0.90ppmになります。
リン酸塩とは海水魚全般、特にミドリイシの飼育で重要とされる栄養塩です。
ミドリイシは他のサンゴに比べ、リン酸塩の量に敏感な生体で、0.1ppm程度でも状態を崩すことがあります。
0に近い数値を目指すのが一般とされていますが、リスクを考えると0.05ppmくらいの量であれば計測されても問題ありません。
検出される原因として、エサやフン、サンゴや魚の粘膜、水道水による換水などが挙げられます。
対処方法はDIウォーターなどのリン酸塩を含まない純水で適度に換水し、過度なエサを与えないようにすることで抑制することが出来ます。
【2位】HI772 アルカリ度(海水用)
測定範囲は0.0~20.0dKHになります。
アルカリ度は説明が少しややこしいので割愛させていただきますが、ミドリイシの育成にとって非常に重要な項目です(笑)
当店では「KH」と呼ぶことが多い項目です。
サンゴの骨格形成や色揚げにも大きくかかわりがあり、当店の水槽では10dKH前後をキープさせていますが、非常に枯渇しやすく1日単位で大きく変動します。
その為、測定頻度が多くなるためHCがあると非常に便利です。
定期的に測定さえすれば、添加剤などで比較的簡単に上昇させることが出来るためお勧めです!
【1位】HI781 硝酸塩(HR/海水用)
測定範囲は0.0~75.0ppmになります。
硝酸塩は魚からサンゴまで全ての水槽で重要とされる栄養塩です。
主にコケの発生、魚の病気、サンゴの色落ちや白化など様々な要因となりえます。
魚水槽とサンゴ水槽で理想とする数値は異なりますが、極力少ない数値を目指すのがお勧めです。
リン酸塩と同様で、水道水やエサなどにも含まれているので、同じように対策することで抑制することが出来ます。
はい、ということで本日はHCシリーズのご紹介となりました!
水質が重要なのは皆さんもご存じだとは思いますが、面倒だと思っている方も少なくないはず…
実際私も三日坊主がしょっちゅうです(笑)
しかしHCシリーズをつかえば、私みたいな飽き性の方でもマメに測定できること間違いなし!!
是非自分に合ったHCシリーズを見つけてください!!
では、皆様のご来店お待ちしております♪