皆さんこんにちは!
8月に入り夏も本番!
海の恋しくなる季節がやってまいりました( *´艸`)
この時期になると旅行で海に行かれる方も多く、海水魚やサンゴに興味が沸く人も少なくないはずです!
今回は、ご家庭でも南国気分を味わえる水槽セットをご紹介していきたいと思います(*^▽^*)
「いやいや、水槽なんて高くて買えないよ!」「そもそも何が必要かもわからない!」という方もいると思います!
実際にオーバーフロー水槽は「数十万円」するものが一般的で、海水魚は淡水魚に比べて必要な機材が多いのも事実です…
そこで今回は、「30×30×40㎝の市販水槽」「機材合計金額5万円代」「使用する器材は3種類(用品は含まない)」という初心者でも始めやすい条件で、ご紹介したいと思います!
せっかくなので、1日1つづつ機材を紹介していきたいと思います!
決して、一回で上げるのが面倒だからという理由ではありません(-。-)y-゜゜゜
因みに上記の内容で始めるには、いくつか条件はありますが、比較的「簡単」且つ「幅広い生体の飼育も可能」となります!
是非最後までご覧いただけたらと思います!
①プロテインスキマー
まず1個目にご紹介する機材は『プロテインスキマー』という機材です。
プロテインスキマーとは、生体に悪影響を及ぼす「アンモニア」や「亜硝酸」の原因となる「たんぱく質」を取り除くための機材です。
ここでお話しするタンパク質は、餌やフンがアンモニアに変化する前の段階となり、汚れの根源から除去してくれるのがプロテインスキマーです。
仕組みは、本体内部に取り付けられたポンプが、空気と海水を同時に吸引することで「細かい泡」を作り出し、汚れを押し上げて取り除く仕組みです。
泡は汚れているほど固くなるので、一度押し上げられると海水に戻りにくくなり、最終的に汚れをためる「カップ」の部分にたまっていきます。
肉などをゆでる際に、アクが水面に上がってくるイメージです。(多分)
上記の仕組みが「ベンチュリー式」となり、それ以外にもエアポンプのブクブクを利用して汚れを取り除く「エアリフト式」のスキマーも存在しますが、
ベンチュリー式と比較するとスキミング能力は低いため、今回はベンチュリー式でお話しさせていただきます。
このプロテインスキマーが今回ご紹介する機材の「ろ過」の役割を果たします。
「ん?ろ材や外部フィルターは使用しないの?」と思われがちですが、生体の数が多すぎない限りプロテインスキマーだけでろ過を担うことが出来ます。
ろ材はバクテリアが生物濾過をするために必要な用品ですが、レイアウトに使用する「ライブロック」や「ライブサンド」にもバクテリアは定着しています。
その為ライブロックなどを適量入れることで、ろ材の役割も最低限果たしてくれます。
また、ろ材は生体に有害となるアンモニアや亜硝酸を比較的生体にも安全な、「硝酸塩」という栄養塩に変換してくれますが、硝酸塩も数値が上がりすぎると生体に悪影響を及ぼします。
特にサンゴなどの無脊椎動物の多くは、硝酸塩の数値に敏感な種類が多いため、硝酸塩が少量の飼育が好まれます。
そもそもプロテインスキマーは、硝酸塩の根源である、亜硝酸やアンモニアのさらに前の段階で除去してくれるため、硝酸塩を抑える役割も持っています。
更に、汚れを取る際にできた綺麗な泡は、多くの空気が混ざっているため、水槽内に酸素を送る働きもあります。
【スキマーのみでろ過する条件】
・生体の数を抑える
・えさの量や回数を抑える
・バクテリアを使用する
・ライブロックやライブサンドを使用する
・適度に水替えをする
オススメスキマー
QQ1
外掛け式の弱点である、ごちゃついた外観を一新するスタイリッシュなデザインと、最大「100ℓ」まで対応できるパワフルなスキミングが魅力のベンチュリースキマーです。
飼育する生体によって適応水量は異なりますが、今回の条件である「30×30×40」水槽ならハードコーラルの飼育も可能です!
また、取り付けも水槽に引っ掛けるだけなので、初心者の方にも使い易いスキマーです!
はい!ということでまず1日目の機材はプロテインスキマーでした!
ひとつで、「ろ過」と「酸素供給」の両方を担う、まさしくスキのない機材でしたね(‘_’)
残念ながらあと「2つ」の機材は、次回でのご紹介となりますので、どんな機材が来るか楽しみにしていてください( *´艸`)
それでは皆様のご利用お待ちしております(^^)/