こんばんは、川崎です。
さて、本日で3連休も終了。
本日も朝から多くのお客様にご来店いただきました。
そして連休最終日ということで夜7時からは数えるほどのお客様となりました(^_^;)
皆様最終日の夜は家でゆっくりしたいようですね。
そこで!時間があったので今回は当店の餌付けをすこーしだけ紹介。
先に言っておきます。ほんの少しです(笑)
皆様は餌付けと言えば
『難しい、変わった餌が必要、水が汚れる』
などの理由で嫌う方が非常に多い(^_^;)
そして更に言えば餌付いていない魚を嫌う。
理由は非常に単純(笑)
『せっかく買った魚が餌を食べずに死ぬのが嫌だ。』
そりゃせっかく買った魚が死んでしまうのは辛い。。。
ですが、、、『餌付けって本当は凄い楽しい!』
これが古くから海水魚を飼育している方は知っています。
またチョウチョウウオをメインで飼育する方も知っています。
『餌を食べない魚に餌を食べさせる。食べさせる事ができる。』
これって凄い達成感があることなんです。
今回はすこーしだけ餌付けの楽しみをお伝えできればと思います。
まず餌付けですがもちろんはじめから粒餌(人工乾燥飼料)を食べてくれればありがたい。
しかしそれはスズメダイやクマノミなど。その他ヤッコにチョウ、ハギ類ではそう簡単にいかない事が多々。
そこで登場するのが冷凍フード
当店ではベビーブライン、ブライン、コペポーダ、ワムシ、ホワイトシュリンプ、イトメ、赤虫
各種取り扱っております。
乾燥飼料がダメだから冷凍エサ。では数多くある冷凍フードから何を選ぶか。。。
『餌付ける魚の好みに合わせる。』
これが重要なのです。
人間に当てはめれば簡単にわかることです。
肉が大好きな人に野菜炒めを出して喜びますか?
ご飯好きな人にパンを出して喜びますか?
自然界でエビを食べている魚に海藻を与えて食べようという気になると思いますか?
自然界で小魚を食べている魚に貝類を与えて食べようという気になると思いますか?
答えは『NO』です。
貝類が好きなチョウチョにはアサリを。
小魚が好きなカサゴには小魚を。
海藻が好きなハギにはわかめを。
まずはここを理解して間違えないことが重要です。
どんなにいいエサを与えても好きじゃないものを与えても食べてはくれません。
興味がある、好きなエサをしっかり与えましょう。
そして冷凍フードを与えてもダメな場合は生エサへ。
代表的なものはやはりアサリ。
チョウチョウウオやヤッコ、ツノダシなどのハギなど多くの魚が好みます。
更にサメやカサゴなどの餌付けにうってつけのエビ。
写真は甘エビになります。
甘エビやアサリなどは冷凍しておけば必要なときにすぐに使用でき保存もできます。
あさりに関してはカッターや包丁で半分に切ってもよし。
そのまま口を開けて与えてもよし。
そしてここでの餌付けポイント。
写真のあさりはカッターで半分にカットしております。
餌付けたい魚の口の大きさに合わせてあさりやエビをカットする。
これが意外と重要です。
人間だってピザはカットしますよね?ケーキだって切って食べますよね?
食べたくても食べにくいと食べようともしない。それが自然界の魚です。
また一度食べれないと知るとそれ以降そのエサも食べなくなってしまいます。
その為その魚の口に合わせた大きさにカットしてあげましょう。
そうすれば餌を食べにくい魚でも餌付きは早いでしょう。
写真のような個体でも。。。
何事も工夫。試行錯誤の繰り返し。
そしてその気持ちが魚にも伝わります。
と、自分は思います(笑)
と、、、写真の個体は?
もうお分かりの方も多いかと思いますがあの産地のシマヤッコ。。。!
気になる方は是非お早めにどうぞ♪
最後はやや餌付けからそれましたが(笑)
生麦流!といいつつ全く生麦流をご紹介しておりません(笑)
生麦流は次回のお楽しみということで♪
餌付けについては自分はもちろん羽根さんや谷岡さんなどにも
是非聞いてみてください。
以上!
次回の餌付け講座をお楽しみに!
明日というより本日は火曜日ですのでお店は定休日になります!
その為本日は千葉の磯へ採取に行ってきます(^-^)
またブログでご紹介しますのでお楽しみに!
っと・・・既に午前4時(笑)7時には出発するのでもう寝ます(笑)
では失礼します。